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スーパーフォーミュラニュース

投稿日: 2015.05.22 00:00
更新日: 2018.02.17 08:10

可夢偉車は新たなトライも。SF岡山プレビュー


 いよいよ明日から始まるスーパーフォーミュラ第2戦。今回のレースは7年ぶりに岡山国際サーキットで開催されることもあり、それだけでひとつのトピックスでもあるが、今回のレースに向けての注目ポイントをチェックしておこう。

●チャンピオンマシンを大嶋和也がドライブ
 今回の大きな注目ポイントとしては、やはりPETRONAS TEAM TOM’Sの1号車を大嶋和也がドライブすること。大嶋は、WEC世界耐久選手権でのクラッシュにより脊椎を負傷した中嶋一貴に代わって、今回チャンピオンナンバーをつけたSF14を走らせることになった。

 2012年までフォーミュラ・ニッポン(当時)に参戦し、1勝を挙げている大嶋。明日からの走行を前に、「前回(開幕戦)もトムスが勝っていますし、今一番速いクルマなので、いい結果を出すチャンスだと思っています。楽しみながら攻めていれば結果もついてくると思うので、あまり余計なことは考えず走ろうかなと思います」とリラックスした様子で語った。

 大嶋とは公私ともに交流の深い石浦宏明(P.MU/cerumo・INGING)も「大嶋が出てくるので負けられないですね(笑)」と笑いながらも、ライバルとしてマーク。そんな石浦は、3月の岡山テストを3番手で終えているが「テストは調子がすごく良かったのですが、暖かくなってきて、開幕戦もテストのままの状態ではすんなりとは行ってくれなかった。そのあたりをフリー走行の1時間でばっちり合わせられるかだと思います」と冷静に明日以降を展望する。

 ちなみに、石浦はかつてFNで岡山を走った経験をもつドライバーのひとり。「2008年の(FN)デビューイヤーに走っているのですが、その時は予選3番手だったんですよね。決勝はアームが折れてリタイアになってしまったんですが。もともと岡山は好きなので、(今回も)なんとかなるんじゃないですかね(笑)」と話した。