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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2012.09.28 00:00
更新日: 2018.02.16 11:39

小林賢二、JWA-アヴィラからWEC富士に参戦へ


 ポルシェカレラカップ・ジャパンに長年参戦し、スーパーGT300クラスやスーパー耐久にスポット参戦した実績をもつ小林賢二が、10月12日〜14日に開催されるWEC世界耐久選手権第7戦・富士6時間耐久レースのLM-GTEアマクラスにスポット参戦することになった。

 小林は埼玉県さいたま市にある医療法人賢歯会こばやし歯科で歯科医院を開業する傍ら、モータースポーツとポルシェを愛し、2001年からポルシェカレラカップ・ジャパンに参戦。03年にはクラスB王者を獲得するなど、実績を積んできた。

 また、スーパーGTやスーパー耐久、GTアジアにもスポット参戦し、今季第2戦富士にはRacerbook Audi R8 LMSで、第5戦鈴鹿ではIWASAKI MODAクロコ apr R8をドライブし、入賞も果たしている。ジェントルマンドライバーとしてレース参戦を続ける小林は、ドライバーたちからも愛され、GTドライバーもこばやし歯科を愛用しているという。

 そんな小林が、「2001年からポルシェカレラカップに10年間参戦し、ポルシェが大好きな私がこのWECで世界選手権を走れることは夢のようです」とWEC参戦を決めることに。小林がドライブするのは、JWA-アヴィラが走らせる55号車ポルシェ997 GT3 RSRで、すでにジョエル・カマティアス、マーカス・パルタラ、ポール・ダニエルスの名がエントリーされているが、ここに小林が加わることになりそうだ。

 LM-GTEアマクラスは、まさに小林のようなジェントルマンドライバーにとっては格好の舞台。夢の世界戦での小林の活躍に期待したいところだ。