更新日: 2018.02.17 10:06
松田次生のF1現地情報:イタリアGP木曜日編
今週末のイタリアGPは、F1速報TVでお馴染みの松田次生選手が現地で取材。フジテレビの中継で解説を務める傍ら(?)、いつものちょいとマニアックな視点でウキウキウォッチング。現地モンツァからサーキットの様子をお届けします。
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Text:Tsugio Matsuda Photo:F1sokuho
初のモンツァ・サーキット!
木曜日からすでにパドックの入り口では、ドライバーの出待ちをしているファンがいました。
サーキット周辺をいろいろと探索していたら、こんな像を発見しました。
歩いてみた印象だと、思っていたより近代的なサーキットではないです。やっぱり歴史と伝統を感じる、オールド・サーキットという雰囲気ですね。
公園の中にあるというのもありますが、テレビで見てもわかるようにモンツァは森が多いです。コースを歩いた際も道幅がとても狭かったのと、路面が荒れていたのが印象に残っています。
木曜日のパドックでは、スタッフが黙々と作業中。明日からセッションスタートとなるフリー走行に向けて、着々と準備が進められています。
そのなかで、僕が気になるポイントは各チームのリヤウイングです。
こちらのレッドブルは、フラップがあまり立っていませんでした。
一方、スパではリヤウイングが1番立っていウイリアムズ。そのお陰で直線では伸びを欠きましたが、今回は少し角度が浅いフラップを装着していました。
そしてフェラーリは、ウイングをやや立て目。でも、これはひょっとするとフェイクかも?
僕が見た限り、他のチームはまだリヤウイングが装着されていなかったので、天候と風向きを見ながらフラップの位置を決めるのでしょう。モンツァは直線とシケインが組み合わさったレイアウトなので、リヤウイングの調整はとても大事になります。
みなさんも明日のフリー走行で、各チームがどのようなフラップをつけてくるのか、リヤウイングに注目してみてください。では、また明日……かな。