今週末のイタリアGPは、F1速報TVでお馴染みの松田次生選手が現地で取材。フジテレビの中継で解説を務める傍ら(?)、いつものちょいとマニアックな視点でウキウキウォッチング。現地モンツァからサーキットの様子をお届けします。

※画像はクリックすると拡大します!

Text:Tsugio Matsuda Photo:F1sokuho

*  *  *  *  *

初のモンツァ・サーキット!
木曜日からすでにパドックの入り口では、ドライバーの出待ちをしているファンがいました。

サーキット周辺をいろいろと探索していたら、こんな像を発見しました。
歩いてみた印象だと、思っていたより近代的なサーキットではないです。やっぱり歴史と伝統を感じる、オールド・サーキットという雰囲気ですね。

公園の中にあるというのもありますが、テレビで見てもわかるようにモンツァは森が多いです。コースを歩いた際も道幅がとても狭かったのと、路面が荒れていたのが印象に残っています。

木曜日のパドックでは、スタッフが黙々と作業中。明日からセッションスタートとなるフリー走行に向けて、着々と準備が進められています。

 そのなかで、僕が気になるポイントは各チームのリヤウイングです。
こちらのレッドブルは、フラップがあまり立っていませんでした。

一方、スパではリヤウイングが1番立っていウイリアムズ。そのお陰で直線では伸びを欠きましたが、今回は少し角度が浅いフラップを装着していました。

そしてフェラーリは、ウイングをやや立て目。でも、これはひょっとするとフェイクかも?

僕が見た限り、他のチームはまだリヤウイングが装着されていなかったので、天候と風向きを見ながらフラップの位置を決めるのでしょう。モンツァは直線とシケインが組み合わさったレイアウトなので、リヤウイングの調整はとても大事になります。

みなさんも明日のフリー走行で、各チームがどのようなフラップをつけてくるのか、リヤウイングに注目してみてください。では、また明日……かな。

本日のレースクイーン

辻門アネラつじかどあねら
2025年 / スーパーGT
auレースアンバサダー
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

  • auto sport

    auto sport 2025年9月号 No.1611

    [特集]世界一の知恵比べ
    F1開発最前線
    2025-2026

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円