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スーパーGTニュース

投稿日: 2012.09.09 00:00
更新日: 2018.02.16 11:15

藤井「当たってたらすべてが台無しだった」


 スーパーGT第6戦富士の決勝レースで、GT300クラスの優勝を飾ったHANKOOK PORSCHEの影山正美、藤井誠暢のふたりが、決勝レースについて語った。

GT300クラス優勝:HANKOOK PORSCHE
影山正美
「まず予選についてはフロントローを獲れて、良かったと思います。決勝については、ウォームアップの段階でもいろいろと悩んでいました。正直、決勝ギリギリまでクルマをいじっていました。今回は藤井選手が走る時間があまりなくて、その中でこれだけのパフォーマンスを発揮してくれて、なおかつ決勝では危険な状況を回避してくれて、本当に感謝しています。今回は様々な形で応援してくださる皆さんの“気”が僕たちを勝たせてくれたのだと思います。ドライバーも含め、チーム全員がノーミスで戦うことができた結果が優勝という形で残ったのだと思います。ハンコックタイヤとしての初のチャンピオン獲得に確実に近づいていると思いますので、とにかくそれを引き寄せたいと思っています」

藤井誠暢
「こうして2勝目を飾ることができたことがうれしいです。これでランキングもトップになりましたし、今回僕たちが狙っていた最高の結果が得られたと思います。いくつかの課題があって、それをチームみんなでクリアしていって、前半の影山選手もキツい状況だったとは思いますが、タイヤマネージメントをして僕にバトンを渡してくれたので、僕としてはちょっとプッシュをしてでも勝ちにこだわりたいと思っていました。プリウスとのバトルについては、相手の速いところもわかっていたのですが、最後にラッキーもありました。反射的にプリウスを回避したのですが、当たっていたら、すべてが台無しになってしまっていたと思うので、結果的にはラッキーだったのだと思います。チーム、影山選手、みんながひとつになって、こういう結果を残すことができて、うれしいです」