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F1ニュース

投稿日: 2015.12.03 00:00
更新日: 2018.02.17 11:56

跳ね馬とトロロッソの契約をFIAが承認。規則変更で


 FIAはパワーユニットマニュファクチャラーが1年落ちの仕様をカスタマーに供給することを許可すると発表した。この規則変更により、トロロッソは来年フェラーリから2015年仕様のパワーユニットの提供を受けることができる。

 ルノーのパワーユニットの性能にレッドブルは不満を示し、来年に向けて他の選択肢を探し始めた。結局レッドブル・レーシングはこれまでとは異なる条件でルノーと改めて契約を結ぶものと考えられているが、姉妹チームのトロロッソは以前提携していたフェラーリとの間で、1年落ちのパワーユニット供給に関し合意に達したといわれている。

 ただし現行の規則ではマニュファクチャラーはひとつのシーズンの中で2種類の仕様のパワーユニットを供給することは許されておらず、これが障害になっていた。

 しかし2日、世界モータースポーツ評議会会合が開催された後、FIAはこの規則を変更することを承認したと発表した。また、フェラーリが“4つめのカスタマーチーム”に供給することを許可したことも明らかにしている。来季フェラーリは、ワークスチーム、ザウバー、ハースの3チームのパワーユニットを製造することがすでに決まっている。

 FIAの声明は以下のとおり。
「その年より前のシーズンに承認されたパワーユニットを再承認することが可能になる。これまではマニュファクチャラーはひとつの仕様のPUしか供給できなかった」

「また世界モータースポーツ評議会は、フェラーリが2016年に2015年仕様のパワーユニットを4つめのカスタマーチームに供給することにFIAが同意した旨、通知を受けた」

 レッドブルは、レッドブル・レーシングに関してもトロロッソに関しても、来季F1プランをまだ発表していない。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています