選手突撃★どうにかこうにか聞き出した「09チャンピオン 元気の源」　その5：ロイック・デュバル選手

　今年チャンピオンに輝いた選手たちを支えた「元気の源」を聞いてみたい！　と思い立ち、メールマガジンを担当しています若輩者アヤコ（自己紹介はコチラでさせていただいています）が突撃インタビュー……そして撃沈。（このシリーズは雑ネタ的記事で最新ニュースではありません）

　2009年の主要選手権のチャンピオンが一堂に会する『2009 JAFモータースポーツ表彰式』。見事シリーズを勝ち抜いた選手たちに、その元気の源を教えてもらおうと会場までやってきました。5回目の突撃選手はロイック・デュバル選手です。
■『2009 JAFモータースポーツ表彰式』の詳しいレポートはコチラで掲載しています

●Approach5
ロイック・デュバル編――パーティーは終了ムードへ。大慌てで大失態！

　脇阪選手にきちんと取材ができず、へこんでいたのですが、気がつけば表彰パーティーも終わりかけの雰囲気が漂っていました。デュバル選手が通訳の人と一緒にいるところを見計らって突撃。スケッチブックを開いたまま飛び込んで行ったので、通訳の人もデュバル選手も突然の闖入者に驚いていました。
「何!?　サイン!?」
と通訳の人に突っ込まれ、若干ひるみましたが時間がありません。私がweb用にネタをさがしており、ぜひデュバル選手にラッキーアイテムを教えてもらい、さらにその絵を描いてほしいと通訳さんに向って頼みました。通訳さんは流暢なフランス語で私の頼みを伝えてくれました。しかしデュバル選手は困り顔。何だろう、そんなのあるかな…といった感じでしたが、いきなりひらめいたようでした。

　最初に描き始めたのはふたつの丸い輪でした。しかも効果音（シュ、シュ、ブー、シュ…みたいなことを言っていました。言葉ではなく擬音語？）付きで描いてくれました。そしてフランス語で" voiture"みたいなことを言いました。
「これはクルマですか？」
通訳：「そう、クルマ」
「あっ、これ、オートスポーツwebに掲載予定です」

　通訳さんが掲載予定だということを伝えて終了。なぜクルマなのか、普通のクルマなのか、FNマシンを指しているのか、疑問は残ったのですが、さわやかな笑顔を残し、デュバル選手は去って行きました。
　外国人選手にもちゃんと描いてもらえて良かった、と安堵していました。話しかけるのを緊張していたことを後悔してしまうほど、デュバル選手は気さくな印象でした。今思い起こすと、最初にちゃんとweb用の取材だ、と伝えていたのかどうか怪しいです。それにも関わらず、対応してくれたデュバル選手に感謝です。

　この後ロッテラー選手に話を聞くのですが、ロッテラー選手の取材が終わるまで「デュバル選手と絵」どころか1枚も写真を撮っていないことに気づきませんでした。

（その6へ続く）