更新日: 2018.02.16 00:11
4日間の富士TRDテストが終了 2台のSC430が周回を重ねる
12月13日から4日間、富士スピードウェイで行われていたTRDのプライベートテストが16日終了した。スーパーGT500クラスでは2台のSC430が走行、中嶋一貴をはじめ5人がドライブしたほか、F3、フォーミュラ・トヨタが走行している。
13日から行われている今回のテストでは、初日から14日までは悪天候に悩まされることになり走行が中断されることが多かったものの、スーパーGTでは35号車、38号車という2台のSC430が持ち込まれ、35号車SC430は大嶋和也、今季全日本F3王者の国本雄資、そして先日フォーミュラ・ニッポンをテストしたばかりの中嶋一貴が乗り込み周回を重ねた。
TRDのスタッフが担当した35号車SC430は、3人でマシンをシェアする形で、ドライバーの慣熟を中心にメニューをこなしていき、最終日の16日には大嶋が1分33秒1のトップタイムをマーク。中嶋一貴は、4日間で100周程度をこなし、本格的なGT500での初走行を終えた。
一方の38号車SC430は、初日から今季まで38号車をドライブしていた立川祐路に加え平手晃平がドライブ。平手にとってはブリヂストンタイヤでの初のGT本格走行となったが、そんな中でも38号車は足回りを中心に新たなセットアップを試していたようだ。
なお富士スピードウェイでの情報によれば、スーパーGT・レクサス陣営のドライバーラインナップは近日中にまとまるかもしれないという説も。
また、今回のテストではフォーミュラ・トヨタとともにF3ナショナルクラスの37号車が走行。フォーミュラチャレンジ・ジャパン王者の中山雄一がステアリングを握った。