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国内レース他ニュース

投稿日: 2014.07.28 00:00
更新日: 2018.02.17 01:52

86/BRZ RACE第6戦:青木孝行が嬉しい初優勝


 激戦続くGAZOO Racing 86/BRZ Raceも、いよいよシリーズ後半戦に突入。第6戦は富士スピードウェイを舞台にワンデイレースとして90台のエントリーを集め開催され、ポールポジションからスタートを切った青木孝行(ケーエムエスADVAN 86R)が、トップで1コーナーに飛び込んだ後は、後続の激しいバトルを尻目に逃げ切りに成功。86/BRZ Raceでの初優勝を飾ることとなった。

 ここまで5戦3勝と、ポイントランキングでも独走中の谷口信輝ながら、今回はオートポリスのD1グランプリに出場するため、織戸学ともども欠場。ライバルたちにしてみれば、少しでも差を詰める絶好のチャンスとなっていた。そんな中、金曜日に行われた専有走行において、1組のトップだったのは山野直也(CABANA BSμ86)で、2組は青木がトップだった。前週のPCCJレース中に腰を痛めた山野は、併催のスーパー耐久こそ大事をとって欠場したが、86/BRZ Raceならば負担が少ないと判断。結果、問題なく走れたことから本戦への出場も決めることとなった。

 土曜日の早朝8時からスタートした予選は、まず1組のトップを山野が獲得。専有走行よりコンマ5秒上げて、2分6秒479を記すこととなった。「一発で出したタイムなんですけど、セクター3で少し引っかかっているので、もうちょっといけたかな。腰のハンデを思えば上出来かと。本当はなんでもないんだけど、このコルセット、20kgあるから(笑)」と山野。最後の最後に逆転を許し、2番手に甘んじたものの、小河諒(神奈川トヨタ☆DTEC 86R)は自己最上位。