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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2011.08.22 00:00
更新日: 2018.02.16 04:14

ALMSロードアメリカ、コンマ差でアストンが3連勝


 ALMS(アメリカン・ル・マン・シリーズ)第6戦ロードアメリカ決勝は、マッスルミルク・サイトスポーツ(ルーカス・ルーア/クラウス・グラフ組)のローラ・アストンマーチンが今季4勝目を飾った。

 レースは、予選2番手のオリックス・ダイソン・レーシング(ハマイド・アル・マサオード/スティーブン・ケーン)の20号車ローラ・マツダがオープニングでトップを奪い、序盤をリードする展開で始まる。

 しかし、レースが中盤に差しかかり上位陣が2度目のピットストップを終えると、2番手につけていた6号車ローラ・アストンがトップに浮上。2番手もダイソン・レーシングの16号車ローラ・マツダ(ガイ・スミス/クリス・ダイソン組)と変わり、逆にトップを明け渡した20号車は水漏れのトラブルで大きく遅れをとった。

 4時間のレースは、終盤残り15分でトップ走行の6号車アストンと2番手の16号車ダイソンが2秒差まで接近。2台は最後まで激しいバトルを繰り広げたが、最後はシリーズ史上最も僅差となる0.112秒差で16号車を振り切った6号車がトップチェッカーを受け、3連勝を達成。チャンピオン争いでも首位に立つ16号差との差を18ポイントにまで縮めた。

 GTクラスは、フェラーリF458イタリア(ジェイム・メロ/トニ・バイランダー組)がBMW勢を下し、初のクラス優勝を果たした。


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