ALMS：リシ・コンペティツォーネ、F430 GT最後のシーズンを有終の美で飾ると宣言

　ALMS アメリカ・ル・マン・シリーズに参戦するリシ・コンペティツォーネは、2010年にジェイム・メロとジャンマリア・ブルーニを起用することを明らかにした。

　今シーズン、メロとブルーニを起用するフェラーリチームは、2010年はGT2クラスにおけるタイトル奪還を目指すことになる。
　ブルーニは2004年にミナルディからF1にデビュー。以降はGP2に参戦し、近年はル・マン・シリーズやFIA GTなどで活躍しており、08年のル・マン24時間耐久レースではリシと共にクラス優勝を獲得。またFIA GT選手権でもGT2クラスのタイトルを獲得した。一方のメロは今年でチーム在籍5年目を迎える。

「ふたりの才能のあるドライバーを迎えることができて非常にうれしい。我々はフェラーリと共にALMSのタイトルを取り戻すというひとつの目標に集中している」とチームボスのジョゼッペ・リシは語っている。
「ジャイムはすでに我々リシファミリーの一員だ。そしてジャンマリアもこれまでの成功をヨーロッパからそのままアメリカに移してくれるものと確信している」

「今年はF430 GTで臨む5シーズン目であり、同時にこのマシンで戦う最後のシーズンになるだろう。我々チームは今後導入を予定している新しいフェラーリ458でのシーズンを楽しみにしており、そのためにもF430 GT最後となる今シーズンを勝利で終えたいと願っている」

　3人目のドライバーについては今後発表されることになるという。