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ラリー/WRCニュース

投稿日: 2015.02.09 00:00
更新日: 2018.02.17 05:52

CJRT、JRCとJGCに参戦。くす子立体化計画も


 株式会社ウェルパインメディアが運営するCUSCOジュニアラリーチーム(CJRT)は8日、千葉県の幕張メッセで開催されたホビーの祭典『ワンダーフェスティバル[冬]』で、モータースポーツ活動計画について発表した。

 CUSCO Racingのジュニアチームとして活動しているCUSCOジュニアラリーチームは、これまでもプロトン・サトリアネオ等を全日本ラリー等に送り込み、若き才能を発掘してきたチーム。また、「山の神オオヤマツミの娘。群馬県内のとある山を司る若い女神」として設定されているキャラクター、高崎くす子ちゃんをマシンに描く“痛車”を走らせてきたことでも有名だ。

 チームは今季、チームのタイトルスポンサーとして埼玉県にあるGRANT designを加え、2014年途中から休止していた全日本ラリーの活動を復活させる。2015年〜16年の2カ年計画で限定復帰の予定で、今季は第3戦福井、第6戦群馬、第9戦愛知へのスポット参戦を行い、16年の王座獲得を狙うとしている。

 参戦車両は“高崎くす子”カラーのトヨタ86で、ボディサイドやボンネットにイラストが描かれる。これをドライブするのは、2011〜12年とアジアパシフィックラリー選手権(APRC)に参戦し、ジュニアカップ王者を獲得した番場彬だ。2011年スーパーGT300クラス王者の番場琢の弟でもある。

 また、全日本ジムカーナには昨年N3クラスでシリーズ2位を獲得した飯坂忠司が“高崎くす子”カラーが施されたミツビシ・ランサー・エボリューションXで継続参戦する。もちろん狙うは昨年を上回る、チャンピオン獲得となる。