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スーパーGTニュース

投稿日: 2012.10.31 00:00
更新日: 2018.02.16 12:25

ENEOS SUSTINA LEGEND CUPのマシンカラー決定


 11月16日〜18日に富士スピードウェイで開催されるJAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP。スーパーGTとフォーミュラ・ニッポンが同時に楽しめる年に一度の祭典だが、そのサポートレースとして開催される『ENEOS SUSTINA LEGEND CUP』のマシンカラーリングが発表された。

 この『ENEOS SUSTINA LEGEND CUP』は、毎年JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUPのサポートレースとして開催されるもので、日本のモータースポーツ史を語る上で欠かすことができない往年の名ドライバーたちが参戦し、ワンメイク車両で争うというもの。

 いずれも現役を引退してかなりの年月が経つドライバーばかりだが、そこは過去に熱い走りでレースを盛り上げてくれた名手たち。毎年接触もあり、また、ドライバー同士の先輩・後輩関係も如実に出るなど、ファンにとっては毎回笑いと興奮が楽しめるレースとなっている。

 今年はついに星野一義の参戦も決定。最大のライバルである中嶋悟や長谷見昌弘との対決が実現するほか、鈴木亜久里、片山右京ら元F1ドライバー、また関谷正徳や寺田陽次郎などル・マンで活躍した名選手をはじめ、最高齢72歳の高橋国光を筆頭に、蒼々たる顔ぶれがエントリーしている。

 そんな『ENEOS SUSTINA LEGEND CUP』で使用される車両は、初年度はマツダ・ロードスター、2年目はホンダCR-Zと毎年変更されているが、今年は話題のスポーツカー、トヨタ86の採用が決まっている。今回発表されたのは気になるカラーリングだ。

 カラーリングはスーパーGT500クラスのENEOS SUSTINA SC430のイメージが垣間見えるものだが、サテンホワイトパールのベースカラーのため爽やかな印象に。これまでほぼ全車が同じカラーリングだったこともあり、「誰がどのクルマなのか判別しづらい」という声もあったが、今年はドライバー名がサイドに大きく記されている。また、昨年も好評だった、ドライバーの現役当時の顔写真をルーフに貼る試みも今年も継続されている。

 今回初出場となる星野は、スーパーGT公式サイトに対し「これまでは腰痛もあってレースへの出場はしていなかったのですが、高橋(国光)さんも長谷見(昌弘)さんも参戦してファンの期待に応えているし、服部(尚貴)君(レジェンドカップ・プロデューサー)からもずっとお願いされていたので、僕も協力しないわけにはいかないと思って」と出場の理由を語っている。

「今年はFRのトヨタ86ということで、プロとしてクルマを壊さないで、皆さんにいいレースをお見せしたいと思います。でもステアリングを握ったら、もう行くしかないよね(笑)」