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F1ニュース

投稿日: 2009.10.10 00:00
更新日: 2018.02.15 15:46

F1カー、GTマシンがお台場激走! 今年も盛況、モータースポーツ ジャパンが開幕


 10日、東京・お台場の特設会場で、モータースポーツの祭典『モータースポーツ ジャパン2009 フェスティバル イン お台場』が幕を開けた。走行スペースでは国内外で活躍するレーシングカー、ラリーカーが激しい走りをみせ、詰めかけた観衆を魅了した。

 今年も、公道を使用してレーシングカーやエコカーがパレードを行う『交通安全パレード』で幕を開けたモータースポーツ ジャパン。初代ニスモ社長の難波靖治氏がドライブするフェアレディSP310や、トップドライバーがドライブする新旧レーシングカー、ラリーカーが白バイの先導でフジテレビ前まで走行した。

 午前中はどんよりとした曇り空の下、安田裕信のThreeBond F3、ロイック・デュバルのフォーミュラ・ニッポンFN09が相次いで走行。NAKAJIMA RACINGでは今回のデュバルの走行に備えて給油塔とタイヤを用意。クルーが走行スペースに出てピットワークを披露。得意の“マシン飛び”をみせた。

 スーパーGTでは、08年型XANAVI NISMO GT-R(本山哲)、06年型ARTA NSX(伊沢拓也が走行)。午前中のGTの走行ではやや雨が降り出してしまったため、レインタイヤで控えめな走行となったが、午後は本山の発案でスーパーGTマシンの2台同時走行が実現! これまでもPWRCカー、S耐マシンでの2台同時走行はあったが、GTでは初めてのことだけに、観客席は大いに盛り上がりをみせた。

“ホンダF1スペシャルデモンストレーション”と名付けられたマクラーレンMP4/5のエンジン始動では、走行ではなかったため当初観客は静かに見守るシーンかと思われたが、F1人気絶頂期に聞いた懐かしのホンダV10サウンドにどよめきが起きた。

 トヨタのスペシャルランでは、国内2留めの登場となるレクサスLF-Aの走行が見られたほか、小林可夢偉が昨年型トヨタTF108を駆って大サービスのデモランを披露。もうもうとタイヤスモークを上げる走りに拍手が送られた。また、中嶋一貴も登場。コースを1周したほか、父の中嶋悟NAKAJIMA RACING代表、弟の中嶋大祐とともにトークショーに出席するなど、ファンとの交流のひとときを過ごした。

 また、今回は1998年式WRカー、2007年式PWRCカー、09年式PWRCカーと3台のラリー仕様に加え、今季のニュル24時間に挑戦したインプレッサを持ち込んだスバルの走行では、新井敏弘、吉田寿博のふたりが激しい走りを披露。会場に展示されたR&D SPORT LEGACY B4、95年式WRCレガシィとともに、スバルファンの声援に応えていた。

 イベントは明日も行われる予定。この日の走行では各ドライバーとも回数を重ねるごとに激しさを増していたため、好天が予想される日曜日の走行には注目が高まるところだ。

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http://as-web.jp/photonews/?c_id=7

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