更新日: 2018.02.15 13:08
F1スペインGP、ウイリアムズが初日1-2発進
F1スペインGPは金曜午後にフリー走行2回目を行い、ニコ・ロズベルグがトップタイムをマーク、2番手にも中嶋一貴が続きウイリアムズがワンツー。3番手にはルノーのフェルナンド・アロンソが入った。トヨタはティモ・グロックが18番手、ヤルノ・トゥルーリは19番手だった。
2回目のフリー走行を迎えた現地カタルニアの天候は晴れ、気温は24度、路面温度は36度まで上がり、コースコンディションは朝のセッションから急激に変化。なお、今回ブリヂストンはタイヤに厳しいと言われるこのサーキットに、ソフトとハードという2種類のタイヤを持ち込んでいる。
セッションは各車が周回をスタートさせていく中、開始3分にトロロッソのセバスチャン・ブエミがマシントラブルで早くも離脱、その後コースに復帰。フォース・インディアのエイドリアン・スーティルのマシンもガレージ内でのマシン整備に追われ、貴重な走行時間を失っている。
一方コース上では、各チームが独自のプログラムを進めるかたちで、ピットインを繰り返しながら周回を重ねていく。その中で、ウイリアムズの中嶋一貴はミスの少ない走りで好タイムをマーク、レッドブルやブラウンGP勢のタイムを抑え、その後しばらくの間、タイムシートのトップに着けていた。
終盤を前に中嶋のチームメイト、ニコ・ロズベルグがトップタイムを更新し、ウイリアムズがワンツー態勢をとって初日最後のアタックを迎えていく。ここでルノーのアロンソが上位タイムを刻むが、ウイリアムズ2台には及ばず3番手、ルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP)、マーク・ウエーバー(レッドブル)といったドライバーたちも大幅なタイム更新には至らず、結局ロズベルグ、中嶋が1-2のままセッションは終了を迎えた。
Pos | No | ドライバー | マシン | タイム | 差 | 周回rn |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 16 | ニコ・ロズベルグ | ウイリアムズ・トヨタ | 1:21.588 | 43rn | |
2 | 17 | 中嶋一貴 | ウイリアムズ・トヨタ | 1:21.740 | 0.152 | 40rn |
3 | 7 | フェルナンド・アロンソ | ルノー | 1:21.781 | 0.193 | 36rn |
4 | 23 | ルーベンス・バリチェロ | ブラウン・メルセデス | 1:21.843 | 0.255 | 39rn |
5 | 14 | マーク・ウエーバー | レッドブル・ルノー | 1:22.027 | 0.439 | 37rn |
6 | 22 | ジェンソン・バトン | ブラウン・メルセデス | 1:22.052 | 0.464 | 35rn |
7 | 15 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル・ルノー | 1:22.082 | 0.494 | 45rn |
8 | 8 | ネルソン・ピケ | ルノー | 1:22.349 | 0.761 | 26rn |
9 | 12 | セバスチャン・ブエミ | トロロッソ・フェラーリ | 1:22.571 | 0.983 | 17rn |
10 | 4 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1:22.599 | 1.011 | 40rn |
11 | 11 | セバスチャン・ブルデー | トロロッソ・フェラーリ | 1:22.615 | 1.027 | 30rn |
12 | 21 | ジャンカルロ・フィジケラ | フォース・インディア・メルセデス | 1:22.670 | 1.082 | 32rn |
13 | 1 | ルイス・ハミルトン | マクラーレン・メルセデス | 1:22.809 | 1.221 | 31rn |
14 | 2 | ヘイキ・コバライネン | マクラーレン・メルセデス | 1:22.876 | 1.288 | 29rn |
15 | 3 | フェリペ・マッサ | フェラーリ | 1:22.878 | 1.290 | 35rn |
16 | 5 | ロバート・クビカ | BMWザウバー | 1:22.948 | 1.360 | 40rn |
17 | 6 | ニック・ハイドフェルド | BMWザウバー | 1:23.173 | 1.585 | 39rn |
18 | 10 | ティモ・グロック | トヨタ | 1:23.360 | 1.772 | 46rn |
19 | 9 | ヤルノ・トゥルーリ | トヨタ | 1:23.623 | 2.035 | 47rn |
20 | 20 | エイドリアン・スーティル | フォース・インディア・メルセデス | notime | 0 |