FOTA「FIAのエントリーリストは誤り」

　フォーミュラワン・チームズ・アソシエーション（FOTA）は、FIAが発表した2010年F1のエントリーリストは誤っており、FOTAの会員8チームはすべて条件付きのエントリーを行ったと強調した。

　FOTAは声明を発表、フェラーリ、レッドブル・レーシング、スクーデリア・トロロッソが無条件のエントリー扱いになっており、このエントリーリストは誤りであると主張した。FOTAは、全当事者にとっての解決法あるいは妥協案を見出すためにFIAとの協議を続けていくとしながらも、極端なコストカット策はF1の将来、従業員の職の確保、なによりファンにとってよくないと主張している。

「FIAにより発表された誤った声明を受け、フォーミュラワン・チームズ・アソシエーション（FOTA）は、一時的に会員資格を停止しているフォース・インディアとウイリアムズを除く全メンバーは、FIAに対し条件付きのエントリーを提出しているということを明確にしたい」とFOTAの声明には記されている。
「我々（FOTA）は、近々、我々の懸念の詳細を発表し、FIAの提案はF1の将来にとって、モーターレーシングの世界で働いている人々の職に関して、なにより我々のスポーツの内部で起きている抗争に幻滅し、混乱している多数の熱心なファンにとって、よくないものであることを、建設的に説明する」
「FOTAはメンバーの結束と力を再度確認すると共に、本日発表されたF1への新規エントラント3チームを歓迎する。我々は意見の不一致を解決するため、FIAのすべての機関との取り組みを続けていく」