12日、FIAが2010年のF1世界選手権のエントリーリストを発表したことに対して、FOTA加入チームであるフェラーリは即座にプレスリリースを発行。FIAの発表したリストに対し強硬な姿勢を示している。
他のFOTAチームもリリースを発表しているが、強烈な文面でFIAを批判しているのがフェラーリだ。FIAは発表したエントリーリストの中で、5つのチームを“議論の後での条件付き”としているが、その中にフェラーリは含まれていない。フェラーリはこれに対し、即座に以下のリリースを発行した。
「フェラーリは、5月29日が締め切りのエントリーに対し申請したが、これには条件をつけていた。にもかかわらず、FIAが発表したエントリーリストの中には、フェラーリが無条件で2010年のF1に参戦すると記載されている。しかし、フェラーリとの間の同意書を楯に、FIAがフェラーリの権利を侵害する規則を採用しようとしているような2010年のF1には参加しないことを再確認する」と再度F1撤退をほのめかしている。