更新日: 2018.02.23 11:12
GP2アジア第6戦サクヒール:アーデンのピックが初優勝。iスポーツがタイトル
GP2アジアシリーズ第6戦の決勝がバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、アーデンのチャールズ・ピックがシリーズ初優勝を飾った。
第5戦の上位8台がリバースグリッドとなる土曜のレースは、ポールからスタートしたエイドリアン・ザウグ(トライデント)が後続の混乱をよそにトップをキープする。一方で2番手、3番手スタートのセルジオ・ペレス(バルワ・アダックス)とアルバロ・パレンテ(コローニ)は接触、ペレスはウイングにダメージを受け、パレンテはクラッシュでレースを去る事となった。
レースは先頭を走るザウグのペースがいまいち伸びず、4番手スタートのピック、さらにDPRのジャコモ・リッチ、アーデンのハビエル・ビラ、ARTのジュール・ビアンキらが隊列をなすことに。すると4周目のバックストレートエンドで2番手のピックがザウグに仕掛け首位を奪取する。一方、これを抜き返そうとしたザウグはビアンキとのサイド・バイ・サイドの末に接触してしまい上位争いから後退してしまった。
その後は首位のピックが後続を引き離してシリーズ初のトップチェッカー。2位はリッチ、3位は2戦連続のビラとなった。Qi-メリタスのアレクサンダー・ロッシはレース序盤のファビオ・レイマーへの行為がペナルティと判断され、レース結果から除外。加えてF1開幕戦と併催のファイナルラウンド第1レースで10グリッド降格を受けることになった。
チームズランキングでは、iスポーツがタイトルを獲得している。
Pos. | Driver | Team | Time | Gridn |
---|---|---|---|---|
1 | チャールズ・ピック | アーデン | 41'11"960 | 4n |
2 | ジャコモ・リッチ | DPR | 3"586 | 5n |
3 | ハビエル・ビラ | アーデン | 9"371 | 6n |
4 | サム・バード | ART | 22"388 | 13n |
5 | エドアルド・ピスコポ | Dams | 23"193 | 15n |
6 | オリバー・ターベイ | i スポーツ | 25"110 | 9n |
7 | ウラジミル・アラバドシフ | ラパックス | 25"866 | 17n |
8 | ダニエル・ザンピエーリ | ラパックス | 28"950 | 11n |
9 | クリスチャン・ビエトリス | Dams | 32"499 | 14n |
10 | エルマー・ブールマン | オーシャ・レーシング | 33"076 | 12n |
11 | ヨセフ・クラル | スーパーノバ | 33"489 | 21n |
12 | マックス・チルトン | バルワ・アダックス | 26"437 | 18n |
13 | ミハエル・ヘルク | DPR | 36"694 | 23n |
14 | ジェイク・ロゼンウェイグ | スーパーノバ | 47"789 | 19n |
15 | ファビオ・レイマー | オーシャ・レーシング | 49"289 | 20n |
16 | プレメン・クラレフ | トライデント | 87"838 | 22n |
17 | セルジオ・ペレス | バルワ・アダックス | 89"653 | 2n |
18 | ルカ・フィリッピ | Qi-メリタス | 96"832 | 7n |
19 | エイドリアン・ザウグ | トライデント | 1LAP | 1n |
20 | ダビデ・バルセッキ | i スポーツ | 1LAP | 8n |
- | ジュール・ビアンキ | ART | 4LAPS | 10n |
- | ウィル・ブラット | コローニ | DNF | 16n |
- | アレクサンダー・ロッシ | Qi-メリタス | DNF | 24n |
- | アルバロ・パレンテ | コローニ | DNF | 3 |