レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

旧記事ニュース

投稿日: 2015.11.29 00:00
更新日: 2018.02.23 17:13

GP2アブダビ決勝1:松下は初ナイトレースに苦戦


 GP2第11戦アブダビの決勝レース1は、今季のGP2で唯一となるナイトレース。F1の予選が終わり、完全に陽が沈んだあとの午後6時40分にスタートを迎えた。この週末でも夜間のセッションは決勝レース1だけであり、昼間とはまったく異なるコンディションにセットアップを合わせる技量が問われる。

 スタートでトップに立ったのはポールポジションのピエール・ガスリーで、王者ストフェル・バンドーンが2番手をキープして続いた。3番手ミッチ・エバンス、4番手アレックス・リンまでグリッドどおりの順位となるが、5番グリッドのラファエル・マルチェッロだけは発進加速が鈍く、後退。9番グリッドの松下信治は好加速でマルチェッロの前に立ったものの「タイヤのグリップレベルが低くて、ブレーキングも慎重にいかざるをえなかった」ためにターン1で両側から抜かれ、その後も次々と抜かれて4周目には14番手まで後退してしまう。いつもと違うコンディションがマシンのフィーリングに影響を及ぼした可能性も十分にある。

「タイヤの内圧なのか何なのかわかりませんが、最初の数周はとにかくグリップがなくてペースが上げられなかったんです。ふだんはタイヤのタレはリヤから来るのに今日はフロントのグリップがどんどん落ちていきました」

 首位と4番手を行くDAMS勢も、あっというまにスーパーソフトタイヤのデグラデーションが進む。2番手のバンドーンは、4周目にターン7で鮮やかにガスリーのインを突いて抜き、トップへ。その後は大きくペースを落とすDAMS勢によって大渋滞が起き、その間に首位バンドーンは後続に5秒以上の差をつけてしまった。


関連のニュース

旧記事 News Ranking

本日のレースクイーン

チームマッハ 2024 マッハ車検 アンバサダー
Ai(あい)

旧記事 Photo Ranking

フォトランキング