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スーパーGTニュース

投稿日: 2013.09.08 00:00
更新日: 2018.02.16 18:27

GSR初音ミクBMW、戦略を決め嬉しい今季初勝利


 スーパーGT第6戦は8日、富士スピードウェイで66周の決勝レースが行われ、小雨やセーフティカーが入る荒れた展開を制し、谷口信輝/片岡龍也組GSR初音ミクBMWが今季初優勝を飾った。

 午前中に降った雨も止み、青空も見えるまでに天候が回復した富士スピードウェイ。シリーズ争いの中でも重要なラウンドとなるスーパーGT第6戦富士の決勝は、過ごしやすい天候の下、ドライコンディションでのスタートとなった。

 GT300クラスは、1コーナーでアウトから佐々木大樹駆るS Road NDDP GT-Rが一気にポールシッターのARTA CR-Z GTをオーバーテイク。首位を奪う。その後方ではARTAとMUGEN CR-Z GTというCR-Z同士のバトルが展開されるが、ARTAはペースがなかなか上がらず、10周目にポジションを落とすと、その後方につけていたGSR初音ミクBMW、GAINER DIXCEL SLSにかわされてしまい、さらに抜かれた際にディフューザーを破損。タイヤと干渉してしまったため、緊急ピットインを強いられる。

 ARTA CR-Z GTがポジションを落とした後、上位はS Road NDDP GT-R、MUGEN CR-Z GT、GSR初音ミクBMWという展開に。しかし、GT500クラスが19周目に入ったところで、メインストレートでEpson HSV-010がクラッシュ。セーフティカーが導入される。