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スーパーGTニュース

投稿日: 2011.11.11 00:00
更新日: 2018.02.16 05:57

JAF GP:SGTの公式予選はレース1のみで雨天終了に


 JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUPは11日、スーパーGTの公式予選が行われたが、レース1の予選終了後に雨が強くなり、レース2の予選を行わずこの日の走行は終了となった。レース1はGT500がS Road MOLA GT-Rのロニー・クインタレッリが、GT300はJIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458の平中克幸がポールを獲得している。

 今回のJAF Grand Prix FUJI SPRINT CUPでは、スーパーGTは土曜日に決勝が行われるGT300/GT500のレース1、そして日曜日に決勝が行われるGT300/GT500のレース2と合計4レースが行われるが、この金曜日にはそれぞれのレースに出場するドライバーが、それぞれ20分間のセッションに臨み各レースのグリッドを決定していくことになる。

GT300/レース1
 GT300のレース1は、今季のチャンピオンマシンである谷口信輝駆る初音ミク グッドスマイル BMW、そして平中克幸駆るJIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458、雨を得意とするハンコックタイヤ装着のHANKOOK PORSCHEが激しいアタック合戦を展開した。

 序盤から3台だけが1分54秒台に突入。雨量がそれほど多くないものの繊細なコントロールが要求される中、レース1のポールを決めたのはJIMGAINERの平中。1分53秒台に入れる走りをみせ、同じく1分53秒台に入れた2番手谷口、3番手藤井を退けることとなった。

GT500/レース1
 10分間のインターバルをおいてスタートしたGT500の予選。一斉にピットアウトしたGT500マシンたちは、等間隔を保ちながらアタックに入っていく。GT300の予選時よりもやや雨が強まる中、まずはビヨン・ビルドハイムがドライブするADVAN KONDO GT-Rが1分47秒台までタイムを縮めていく。

 開始7分にそれを上回ってきたのは、大嶋和也駆るENEOS SUSTINA SC430。さらにそれを上回ったのは王者S Road MOLA GT-Rをドライブするロニー・クインタレッリが上回る。しかし、開始10分を過ぎたあたりでかなり雨が強まり始め、各車タイムを上げることはできず。チェッカーを前に各車走行を取り止めることになり、クインタレッリ、大嶋、ビルドハイムというトップ3となった。

 ミシュラン勢ではS Roadがポールを獲得する一方、DENSO SARD SC430はタイムを伸ばすことができず15番手でセッションを終えることとなった。

GT300/レース2
 GT500のレース1予選中から強まった雨により、GT300のレース2予選開始は10分間ディレイに。さらにその後10分とディレイが重なっていき、結局雨は弱まることはなくセッション終了がアナウンスされることに。GT300/GT500のレース2の予選についての代替案については後ほどアナウンスされることになりそうだ。

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