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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2009.04.08 00:00
更新日: 2018.02.15 12:46

LMS:アストンマーチン「デビューウインは全員の努力の賜物」


 ル・マン・シリーズの開幕戦でLMP1クラスにデビューを飾ったアストンマーチン・レーシングが、貴重な一勝を手にしたことへの喜びを表した。

 ヤン・シュローズ、ステファン・ミュッケ、トーマス・エンゲが駆るカーナンバー007のローラ・アストンマーチンは、トップグループで信頼性ある走りを発揮し続けた。ステファン・ミュッケがファイナルスティントでトップを追い、コーション後のリスタートでトップのペスカローロをパスし、最終的には15秒近いリードを築いてデビューウインを飾った。

「この結果には本当に喜んでいる。しかし、終盤はかなり接戦だった」とミュッケ。
「終盤はかなり熾烈で、どういう結果になるのか、全く分からなかった。結局は僕らはセーフティカーのおかげでギャップを詰めることができ、トラフィックの中でリーダーをパスできるだけの隙間を見つけることができた。彼はイン側に行き、僕らはアウトに行き、ありがたいことにうまくやれた。いったん前に出ると、僕らは勝てるだけのペースがあることを証明できたと思う」

 ハロルド・プリマ、ミゲル・ラモス、ダレン・ターナーが駆る姉妹車のローラ・アストンマーチンも表彰台を獲得するかと見られたが、フィニッシュまで1時間というところでラモスがスピン、マシンを再スタートさせることができなかった。1台はリタイアという結果に終わったものの、アストンマーチンのチェアマン、デイビッド・リチャーズは、シーズン前にそれほど多くの走りこみをしなかったにもかかわらず、LMP1でのデビューウインを勝ち取ったことに、喜びを表した。
「この重大な勝利は、何週間、何カ月と、ハードワークを行ってきたチームの全員の努力の賜物だ。耐久レースは何よりチームのスポーツだ。我々は今日それを再び証明できたと考えている」


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