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国内レース他ニュース

投稿日: 2013.09.05 00:00
更新日: 2018.02.16 18:21

mCrt49号車、S耐第5戦岡山はリタイア


「mCrt 49号車、スーパー耐久第5戦岡山国際ラウンドで無念のリタイア」

 今季のスーパー耐久(通称S耐)の国内6戦にエントリーする「ムゼオ チンクエチェント レーシング チーム:本部所在地 愛知県名古屋市)」の1号車(カーナンバー“49”)は、今年8月31日-9月1日に開催されたS耐第5戦「岡山国際サーキット」ラウンドに参戦しましたが、惜しくも決勝リタイアとなりました。

「ムゼオ チンクエチェント レーシング チーム(mCrt)」は、自動車博物館「チンクエチェント博物館(愛知県知多郡南知多町)」を母体とするレーシングチームで、同館代表の伊藤精朗がチームオーナーおよび運営プロデューサーを務めます。

 今回の岡山国際ラウンドは、初戦SUGOラウンドから富士スーパーTECまでの2台体制から、1号車(カーナンバー“49”)のみに集中しての参戦となりました。1号車は、イタリアおよび欧州大陸で開催される「トロフェオ・アバルト・セレニア選手権」のために開発されたアバルト695アセットコルセをベースに、S耐レギュレーションに対応した改良を施したST4クラス特認車両で、ドライバーは福山英朗(チーム監督兼任)と檜井保孝、大文字賢浩の3名となります。

 8月31日(土)の公式予選は、曇り空のドライコンディションで行われましたが、ST5クラス車両によるトラフィックのためにクリアラップがとれず、ST4クラス13位で予選通過することになりました。

 明けて日曜日の決勝レースは、予想外に低い気温と完全なウェットコンディションでのスタート。ローリングスタート時から強い雨に見舞われ、スタート後10分ほどでセーフティカーが入る波乱の展開となりました。そしてスピンする車両も続出する中、当チームの49号車もハイドロプレーニング現象によってマシンコントロールが不能となりクラッシュ。3時間のレース中での修復は不可能と判断し、無念のリタイアとなってしまいました。

 第3戦もてぎラウンド以来、順調に完走を続けてきたこともあり、まことに残念な結果となりましたが、mCrtでは今シーズンの残された2戦(鈴鹿およびオートポリス)でもより良い戦果を目指して、最大限の努力を続けてゆく所存です。

 今シーズンのmCrtは、このあと第6戦「鈴鹿サーキット(9月21-22日)」、第7戦「オートポリス(11月9-10日)」に参戦する予定です。


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