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スーパーGTニュース

投稿日: 2015.07.25 00:00
更新日: 2018.02.17 09:24

SGT公式テストSUGO初日、BRZが大炎上


 SUGOで開催されているスーパーGT合同テスト、25日の初日の総合トップはGT500が36号車のPETRONAS TOM'S RC F、GT300では2号車のシンティアム・アップル・ロータスが総合トップとなった。GT500は36号車に続きZENT CERUMO RC F、KeePer TOM'S RC Fが並び、レクサス勢がトップ3を独占。GT300では午後のセッション終盤にSUBARU BRZ R&D SPORTがクラッシュして炎上、赤旗でセッションを終えることになった。

 初日の朝のセッションは雨上がりでウエット路面となったSUGOサーキット。それでも気温は30℃近くに上がり、すぐにドライ路面に変わって周回を重ねていった。今回の公式テストにはGT500は全15チーム、GT300は13台がエントリー。次戦の第4戦富士だけでなく、その後の鈴鹿1000km、そして第6戦となるこのSUGO戦へ向けてのデータ収集に多くのメニューが費やされた。

 午前のセッションはトップはZENT CERUMO RC Fが奪い、PETRONAS TOM'S RC Fが続く結果に。気になったのは4位ENEOS SUSTINA RC F、5位KeePer TOM'S RC Fとトップ5のうち、レクサス勢が4台入る展開になったこと。このテストは第6戦まで見据えているはずで、その場合、ウエイトハンデを重めにして、リストリクター径の縮小も視野に入れてのセットアップとなるが、レクサス陣営がどのような仕様で臨んでいたのか、気になるところだ。今回のテストではテスト用のエンジンではあるが、次の富士戦からGT500は多くのチームでニュー・エンジンを投入する事が濃厚で、レクサス陣営のエンジンがどの程度、バージョンアップされているのか。

 GT500の午後のセッションは最終的に午前の1-2が入れ替わった形でPETRONAS TOM'S RC F、ZENT CERUMO RC Fのトップ2、そしてKeePer TOM'S RC Fが続き、初日はレクサス陣営が存在感を示し続けた一日となった。GT-R陣営はMOTUL AUTECH GT-Rが10位、カルソニック IMPUL GT-Rが11位、そして前戦優勝のS Road MOLA GT-Rが最下位の15位と、まさにレクサス陣営と真逆のリザルトに。ただ、GT-R陣営はランキング上位が多く、次戦からMOTUL AUTECH GT-R、カルソニック IMPUL GT-Rはリストリクター径を絞られることになっており、S Road MOLA GT-Rも第6戦のSUGOの際には同様の可能性が高いため、かなり厳しい条件で走行していたことが推察される。


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