スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは8日、7月25~26日にスポーツランドSUGOで開催されるスーパーGT公式テストのエントリーリストを発表した。両クラス合わせて28台がエントリーしている。
先月開催された第3戦タイと8月9日に決勝レースが行われる第4戦富士との間に挟まれる形で開催される公式SUGOテスト。公式戦としては約1ヵ月間空いてしまうこともあり、第6戦SUGO戦に向けてだけでなく、今後の真夏のレース開催に合わせた貴重なデータを得る機会になる。
GT500クラスでは年間エントリーしている15台すべてが名を連ねたが、24号車にはレギュラードライバーのルーカス・オルドネスに替わり、昨年までチームに所属していたミハエル・クルムがエントリーしている。クルムはSUGOのテストだけでなく、次戦の富士からGT500に復帰する見通しだ。
GT300クラスには13台がエントリー。60号車SYNTIUM LMcorsa RC F GT3には第3ドライバーとしてドミニク・ファーンバッハーが名を連ねた。ファーンバッハーは今季、VLNニュルブルクリンク耐久シリーズにレクサスRC F GT3で参戦。レクサスRC F GT3の開発を担っているファーンバッハーが、SYNTIUM LMcorsa RC F GT3にどのようなフィードバックをもたらすのか気になるところだ。また、2号車シンティアム・アップル・ロータスには濱口弘、25号車VivaC 86 MCには谷川達也、31号車TOYOTA PRIUS apr GTには佐々木孝太がそれぞれ第3ドライバーとしてエントリーしている。
この公式テストはファンにも一般公開され、25~26日の両日ともに入場料の2000円でテストの模様を見学することができる。また、9月20日に決勝レースが行われる第6戦SUGOの前売観戦券をお持ちの方は無料で観戦することが可能。
当日は表彰台が観戦エリアとして開放されピットロードを通過するGTマシンを間近で体感できる他、ピットウォークや先導付パレードランも予定されている。当日のイベント詳細はスポーツランドSUGO公式サイト(http://www.sportsland-sugo.jp/watch/contents/outline/2015/05/20150528_2609.html)でチェックしてみよう。