更新日: 2018.02.16 23:38
TWS LM corsa BMW Z4、富士はトラブルも21位完走
■Result 21st(86Laps完走扱い)
■Entry 24台 出走:24台 完走:21台
■Weather 晴れ(ドライ)
21位完走も度重なるトラブル発生で大きな試練に
チームにとって初戦となる岡山国際サーキットでの開幕戦では、完走扱いながらもチェッカーを受けられなかったLM corsa。チームではその原因となったマシン各部をチェックし、第2戦の舞台となる富士スピードウェイに乗り込んだ。
5月3~4日に行われる「FUJI GT 500km RACE」は、ゴールデンウィークの風物詩としてすっかり定着したスーパーGTの名物レースのひとつ。首都圏に近いサーキットでの連休中のイベントとあって、毎年多くの観衆がスタンドを埋めることで知られる上、2回ピットが義務づけられたレース距離500kmの長丁場の戦いということで、通常大会以上の盛り上がりを見せる。
薄曇りながらまずまずの天候となった土曜の午前9時。レースウィーク最初のセッションとなる公式練習が始まった。LM corsaは、あずアウト&インでマシンとコースの確認を行うと、午前9時10分あたりから連続周回に入る。ステアリングを握るのは吉本大樹だ。
吉本はゆっくりとしたペースで計測2周目に1分46秒788を刻むと、計測4周目には早くも1分40秒624とタイムを上げて行く。しかし、ここでクラッチにトラブルが発生してしまい、いきなりピットインを余儀なくされる。
走行開始直後のトラブル発生に、メカニックたちはTWS LM corsa BMW Z4を一刻も早くコースに戻すべく作業を行う。その結果、午前10時01分に再びTWS LM corsa BMW Z4はピットを離れることとなる。
コースに戻った吉本は、3周目に1分40秒607でここまでのベストタイムを更新するが、時間を失っていたことからポジションは21番手。さらに吉本はペースを上げ、1分40秒250として17番手に付けると、午前10時11分にピットイン。ここでステアリングは飯田に委ねられる。
午前10時18分にピットアウトした飯田は、計測3周目に1分40秒629、さらに1分40秒450とタイムを上げいったんピットへ。そして再びピットアウトして周回を重ねて行くが、GT500との混走時間の終盤、午前10時37分に今度はミッションに不具合が発生。止むなくスロー走行でTWS LM corsa BMW Z4はピットへ帰還することとなり、またも修復作業が始まることに。結局このまま公式練習は終了、ピットウォークの間もメカニックたちの必死の作業が続けられることとなった。