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ラリー/WRCニュース

投稿日: 2015.08.18 00:00
更新日: 2018.02.17 09:44

VW代表、シトロエンから批判されたミークを擁護


 世界ラリー選手権(WRC)に参戦しているフォルクスワーゲン・モータースポーツ代表のヨースト・カピートは、所属するシトロエンから批判を受けているクリス・ミークを擁護し、もしフォルクスワーゲンが4台目のWRカーを走らせる場合にはミークを起用したいと語った。

 ミークは先月、所属するシトロエン・レーシング代表のイブ・マトンから、ラリー・イタリアとラリー・ポーランドでクラッシュしたことで、アルゼンチンで獲得した初勝利を台なしにしたと批判されていた。

 これに対しカピートは、ミークにはチャンピオンを獲得できる素質があり、WRCではフォルクスワーゲンにとって最大の脅威であると語った。

「クリス(・ミーク)ならば、間違いなくチャンピオンを獲得できるだろう」とカピート。

「彼は私の親友の一人で、チャンピオンになる素質があると確信しているよ」

「クリスはステージで我々に対し、勝負を仕掛けてくるドライバーだ。また、セバスチャン(・オジェ)が出走順に関するルールに不満を述べた際も、クリスは真っ向から反論していた」

「WRCには、クリスのように全く異なる意見や視点を持ちながらチャンピオンシップに挑む人間が必要だ。ルールに関して討論が行われれば、ラリーへの関心を高めることができるからね」

「もし我々が4台目のマシンを走らせることがあれば、そのマシンをミークにドライブして欲しいよ」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています