レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

ル・マン/WECニュース

投稿日: 2015.03.29 00:00
更新日: 2018.02.17 06:57

WECテスト:ポルシェが2日間の全セッションで首位


 WEC世界耐久選手権は28日、フランスのポールリカール・サーキットでプレシーズンテスト2日目が行われ、ポルシェが2日間の全セッションでトップタイムをマーク。総合結果でもポルシェが首位につけている。

 引き続き晴天に恵まれ、さらに昨日とはうってかわってほとんど風がなく、日差しが暖かく感じる28日のポールリカール。観客の入場が許されているテスト2日目は、朝からパドックやグランドスタンドに熱心なファンの姿が見られた。

 午前9時、気温13度/路面温度19度というコンディションでセッションがスタート。42号車ストラッカ童夢S103・ニッサンを皮切りに、数台がコースインして周回を重ねていく。LMP1クラスでは、この日もポルシェ919ハイブリッドが圧倒的な速さを披露し、2台そろって早々に1分39秒台をたたき出していった。

 開始1時間を過ぎたところで、ようやくアウディR18 e-トロン・クワトロの2台がコースイン。トヨタTS040ハイブリッドは、2号車のみが周回を重ね、1号車はオイル漏れの修復のため長らくピットに。11時前にようやく1号車もコースインを果たしている。

 この午前のセッションは、17号車ポルシェが1分39秒157で首位。2〜3番手には、終盤にタイムアップを果たしたアウディ勢がポルシェの2台に割り込む形となり、4番手が18号車ポルシェ。トヨタの2台が5〜6番手となった。

 LMP2クラスではG-ドライブ・レーシングの26号車リジェJS P2・ニッサンが首位に。LM-GTEプロクラスではアストンマーチン・レーシング(AMR)の99号車アストンマーチン・バンテージV8、LM-GTEアマクラスも同じくAMRの96号車がトップにつけている。