更新日: 2018.02.23 12:44
WTCC鈴鹿戦に吉本大樹がサンレッドから参戦決定
10月23日に鈴鹿サーキット東コースで決勝レースが行われる、WTCC世界ツーリングカー選手権日本ラウンドに、スーパーGT300クラスで活躍する吉本大樹がスポット参戦することになった。
今季のWTCCには、谷口行規がバンブー・エンジニアリングからフル参戦。今回の鈴鹿はホームコースでのレースとなる。さらに、PWRC王者の新井敏弘が今季チームタイトルを決めたシボレーワークスのRMLから参戦が決まり、大いに注目を集めていた。
今回、さらにレースを盛り上げるべく3人目の日本人ドライバーとして決まったのは、スーパーGT300クラスでtriple a Vantage GT2をドライブし、今季第1戦岡山でも優勝を飾った吉本大樹。吉本は過去にGP2に初めての日本人ドライバーとして参戦。フォーミュラV6アジアやアルゼンチンのトップレースV6シリーズに参戦するなど世界で活躍した経験を持つ吉本だが、ひさびさに世界の舞台に挑戦することになる。
吉本が鈴鹿でドライブすることになるのは、サンレッドSRレオン1.6T。スーパーGTでも吉本をサポートするtriple a出版が吉本車のサポートを行うようだ。ゼッケンは88番となっている。
「世界一の喧嘩レース、WTCCへのスポット参戦を皆さんにご報告出来てうれしく思っています。今回のレースに向けてスポンサードして下さったtriple a出版様には心より感謝しています。今季はブッチギリでシボレー勢が速いようですが、まずはセアト勢の中で一番の結果を、そして鈴鹿を知る人間としてシボレー勢に真っ向勝負していきたいと思います」と熱い意気込みを語る吉本。
WTCC鈴鹿ラウンドは併催レースとしてスーパー耐久シリーズが開催されるが、吉本は今季、レクサスIS350でST3クラスにも参戦中。吉本はこちらにも参戦する意志のようだ。
「スーパー耐久とのダブルヘッダーで慌ただしい週末になるかと思いますが、久々の世界戦、応援の程よろしくお願いいたします!」と吉本は鈴鹿に向け意気込みを語っている。