WRC世界ラリー選手権第10戦ドイチェランドは8月19日、SS9〜17が行われ、オット・タナク(フォード・フィエスタWRC)が首位をキープ。リードを21.4秒まで広げている。
■Mスポーツ
●セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)
「自分たちの1日に満足しているし、マシンのドライブもすごく楽しめた。ドライのターマックでは、この新型WRカーのスピードを存分に味わえるんだ」
「少し慎重になったけど、それでもドライビングは速かった。終日に渡って僕らが1番速かったんじゃないかと思う。一貫性もあった。ただ、昨日失ったタイムが少し大きすぎただけだ」
「ティエリー(・ヌービル)がデイリタイアした後、リスクを取ることがより難しくなったけど、それでも先頭走者たちにプレッシャーを与え続けたい。オット(・タナク)はかなりリードしているけど、アンドレアス(・ミケルセン)とはそう離れていない」
●オット・タナク(フォード・フィエスタWRC)
「今日もまた僕らにとっていい1日だった。各ステージで着実に、競争力のあるタイムを取ってきたことで、僕らにとって大きなプラスとなった。週末にいい結果を掴むために、大きな一歩を踏み出せた気がしている」
「マシンのフィーリングは最高で、ステージで本当に快適なんだ。いいリズムを得ることができていたから、明日もこの調子を維持できるはずだ」
「アンドレアス(・ミケルセン)は明らかにいくつか小さいミスを起こしていたから、明日に向けてギャップが少し広がった」
「だけど、まだトッキーなステージが残っている。僕らは同じリズムを維持して、状況を見なければならない。ドイツではラリーが終わるまで戦いも終わらないんだ」
●エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)
「簡単な日にはならなかった。マシンにいくつか問題があったし、自分のせいでいくつか小さなミスも起こしてしまった。だけど、大半はクリーンな走りを維持できて、劇的な出来事もなかった」
「明日は面白い1日となる。ユホ(・ハンニネン)との接戦に追い込まれているからね。ギャップは大きくなく、ユホもいいドライビングをしてきた。だけど、僕らはベストを尽くすよ」