競技3日目を迎えたWRC世界ラリー選手権は3月10日、デイ3のSS11~19が行われ、総合5番手からスタートしたセバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)が総合首位に浮上。前日3番手につけていたオット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)はマシントラブルによりデイリタイアとなっている。

 元WRC9連覇王者のセバスチャン・ローブ(シトロエンC3 WRC)がスポット参戦することで注目を集めているラリー・メキシコ。デイ3を迎えた現地9日、伝説的な記録を持つ元王者が貫禄の走りを披露した。

 この日最初のステージとなったSS11は3日目の最長コースとなる30.97kmのロングステージ。暫定首位のダニ・ソルド(ヒュンダイi20 WRC)から7.2秒差の総合2番手でスタートしたローブは、このモーニングステージでいきなりトップタイムをマークすると、ソルドを逆転して総合首位に浮上してみせる。
 
 その後のSS12でもソルドを上回るペースを披露したローブはこの時点で2番手との差を6秒に広げ、このままかつての強さを発揮しラリーをリードしていくと思われた。
 
 しかし、サービスを挟んだ午後の1本目のステージとなったSS14で状況は一変。トップを走るローブがパンクに見舞われ2分30秒あまりの時間を失ったのだ。

「それはラインの内側の石を踏んだときに起こった」とWRC.comに状況を説明したローブ。

「アンラッキー以外のなにものでもないよ! (あの石によって)パンクするなんてまったく予想していなかったんだ」

セバスチャン・ローブ(シトロエンC3 WRC)
セバスチャン・ローブ(シトロエンC3 WRC)
エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)
エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)
ダニ・ソルド(ヒュンダイi20 WRC)
ダニ・ソルド(ヒュンダイi20 WRC)
ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)
ポイント獲得を目指すヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)

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