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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2019.05.08 17:06
更新日: 2019.05.08 17:10

2019年初開催のラリー・チリ、トヨタ含む全ドライバーが「予想つかない」/2019WRC第6戦チリ 事前コメント

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ラリー/WRC | 2019年初開催のラリー・チリ、トヨタ含む全ドライバーが「予想つかない」/2019WRC第6戦チリ 事前コメント

 5月10~12日に開催される2019年のWRC世界ラリー選手権第6戦チリに向けて、参戦するドライバーたちが意気込みを語った。

 前戦のラリー・アルゼンティーナに続き、南米大陸を舞台に争われるラリー・チリは、2019年シーズンに初めてWRCカレンダー入りを果たした1戦だ。

 前戦同様、グラベル(未舗装路)主体の1戦ではあるものの、渓谷や山岳地帯などラフな路面が主だったアルゼンティーナと異なり、森林地帯や太平洋を臨む沿岸部など、比較的スムーズな中高速の路面が主な戦いの舞台となる。

2019年がWRCとして初開催されるラリー・チリ
2019年がWRCとして初開催されるラリー・チリ

 2019年がWRC初開催で、チリ国内での事前テストも禁止されたことから、全ドライバーが同じスタートラインから戦いに臨むため、事前に制作するペースノートの精度や、各ドライバー、コ・ドライバーのスキルがより重要になってくる。

 競技は5月9日(木)、現地10時(日本時間23時)ごろにシェイクダウンが行われ、翌10日(金)の現地8時にSS1が行われて開幕する。

 競技初日はSS1~6までの6SS、11日(土)の競技2日目はSS7~12の6SSが行われ、最終日の12日(日)はSS13~16までの4SSが行われる。

 ステージ上位5名にボーナスポイントが与えられるパワーステージは全長12.52kmのSS16に設定された。現地12時18分(日本時間13日1時18分)にスタートする予定だ。

 全16SSの合計距離は304.81km、リエゾン(移動区間)も含む総走行距離は1245.84kmとなっている。

 WRC最上位クラスを戦う4チームは、Mスポーツ・フォードとシトロエンが2台体制、ヒュンダイとTOYOTA GAZOO Racing WRTが3台体制での参戦となる。このうちヒュンダイは前戦アルゼンティーナからラインアップを変更しており、ダニ・ソルドに代わり、セバスチャン・ローブを投入する。

 なお、ワークスチームはラリー・アルゼンティーナを走りきったものと同じシャシーやエンジンなどで、ラリー・チリに臨まなくてはならず、マシンの耐久性も試される1戦となる。

 下位クラスのWRC2には、前戦に続き勝田貴元が参戦。フォード・フィエスタR5をドライブする。

■トヨタ/ヒュンダイ陣営のコメントはこちら
■Mスポーツ/シトロエン陣営のコメントはこちら



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