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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2020.09.05 13:40
更新日: 2020.09.05 14:03

WRCエストニア:トヨタ、初日は全4台のヤリスがトップ8入り。首位タイのオジエ「フィーリングは良好」

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ラリー/WRC | WRCエストニア:トヨタ、初日は全4台のヤリスがトップ8入り。首位タイのオジエ「フィーリングは良好」

 WRC世界ラリー選手権第4戦エストニアの競技初日となった9月4日、エストニア南部のタルトゥでSS1が行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTはセバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)がトップと同タイムの総合2番手、エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)が総合5番手、カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)が総合8番手につけた。

 3月に行われた第3戦メキシコ以来、約半年ぶりに再開されたWRCの2020年シーズン。新型コロナウイルスによるシーズン中断からのリスタートが切られる舞台は、今季初めてWRCのカレンダーに加わったラリー・エストニアだ。

 このラリー・エストニアは高速グラベル(未舗装路)ラリーとして知られ、隣国フィンランドのステージと似たキャラクターを持つ。そのため、トヨタは事前にテストを行いエストニアに向けたヤリスWRCの最適化を実施してきた。

「前戦からの休みの間に、チームはクルマのパフォーマンスを詳細に調査し、性能を全体的に強化するために開発を行った」と語るのは、テクニカルディレクターを務めるトム・フォウラー。

「今回のエストニアでは、エンジンのパフォーマンスとシャシーコントロールシステムを改善するために、新しいソフトウェアを採用している。また、軽量化と、エストニアの道に特化したセットアップの微調整も行なうなど、数多くの小さな改善を施した」

「チームは自分たちが行ってきた仕事に自信を持っているため、(エストニアで)その結果が出ることを楽しみにしているんだ」

エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)
エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)

 迎えた競技初日の4日は朝からシェイクダウンが行われ、トヨタ勢はオジエの2番手タイムを筆頭にロバンペラが4番手、エバンスも6番手と上々の滑り出しをみせる。
 
 1.28kmのショートステージで行われたSS1は、サービスパークが置かれるタルトゥでのセレモニアルスタートを経て19時過ぎにスタート。今戦に出場しているトヨタ・ヤリスWRCは、SSトップタイとなるタイムを記録したオジエのマシンを先頭に、総合7番手となった勝田貴元がドライブする18号車を含む全4台が初日トップ8に入っている。

■再走時にできている轍に「うまく対応する必要がある」とエバンス


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