6月5日、WRC世界ラリー選手権第5戦イタリアは競技2日目に突入。デイ2はSS9~16の計8本のステージで争われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのセバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)が総合トップに浮上した。そんな『ラリー・イタリア・サルディニア』のデイ2を終えた各陣営からドライバーコメントが発表されている。
■Mスポーツ・フォードWRT
●ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)/デイリタイア
「朝のスタートは良かった。マシンのセットアップには引き続き進歩があったし、午前中はかなりの安定感を感じていた。僕から見て、今日の状況はとても良かったと感じている」
「パフォーマンスを発揮しライバルたちに対しても、より競争力を出すことができたと思うし、そこから明日さらに進んでいけることに満足しているんだ」
「もちろん、別のトラブルでその進歩が妨げられるのはとても腹立たしいことだけれど、このイベントをスタートしたときから今の状況をペースの点で考えると、明日またパフォーマンスを発揮して多くの走行距離を稼ぐことが楽しみだ」
●テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)/デイ2総合34番手
「非常にトリッキーだった。実際のところ一部のステージはそれほど滑りやすくはなかったし、グラベルもルーズなわけではなかった」
「でも他のステージは少々厳しかった。ステージで2度目の走行をするときは砂利が除けられていることを期待するものだが、クイックラインはとても幅が狭かったんだ。そのラインを外れることで得る不利益を被ることは厳しいことだし、マシンを傷めるリスクがある」
「時々自分のドライビングスタイルを試してみた。自分が出せると分かっているレベルにパフォーマンスを戻すために、いくつかのことを試してみたんだ。フォード・フィエスタを今シーズンのWRCの表彰台に戻すのが僕の目標だ。だから僕たちが得ることができる走行距離は、シーズン後半の僕たちのパフォーマンスに向けて大いに役立つんだ」