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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2022.06.03 11:57
更新日: 2022.06.03 13:09

勝田貴元が2番手発進。WRC第5戦イタリア、デイ1首位はヒョンデのティエリー・ヌービル

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ラリー/WRC | 勝田貴元が2番手発進。WRC第5戦イタリア、デイ1首位はヒョンデのティエリー・ヌービル

 6月2日、WRC世界ラリー選手権の2022年シーズン第5戦イタリアが開幕した。木曜のデイ1はSS1のみが行われ、ヒョンデ・シェル・モビスWRTのティエリー・ヌービル(ヒョンデi20 Nラリー1)がトップタイムをマーク。0.5秒差の2番手に、日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)がつけている。

 地中海に浮かぶサルディニア島を舞台に6月2日(木)から5日(日)にかけて開催されるラリー・イタリア・サルディニア。その初日はシェイクダウンに続き、現地18時過ぎからSS1“オルビア”が実施された。

 全長3.23kmのステージは市街地のターマック(舗装路)とグラベル(未舗装路)が混在するものとなり、ここではシェイクダウンでもベストタイムを記録したヌービルが2分26秒8というタイムで最速に。

「良いステージだった」と述べたベルギー人ドライバーは、3日以降のラリーについて次のように語った。

「非常にタフなラリーになると思う。路面はルーズだし、かなり荒れるはずだ」

「そのなかでいいラリーができればいいけど、準備はできている。明日のタイヤ選択がどのようなものになるか興味深い」

 ヌービルの後方には4台のトヨタGRヤリス・ラリー1が並び、勝田がその中の先頭に立った。勝田とヌービルの差は0.5秒、3番手につけたエルフィン・エバンスとは0.2秒差だ。

 総合4番手はエサペッカ・ラッピとカッレ・ロバンペラが同タイムで並び、首位とは1.0秒差。その後ろにオット・タナク(ヒョンデi20 Nラリー1)とダニ・ソルド(ヒョンデi20 Nラリー1)のヒョンデ勢が総合6、7番手で続いた。

 Mスポーツ・フォードWRT勢は、4名のドライバーがラリー初日を後方で終えるかたちに。陣営最上位となったアドリアン・フルモーを先頭に、クレイグ・ブリーン、ガス・グリーンスミス、ピエール-ルイ・ルーベ(いずれもフォード・プーマ・ラリー1)が総合8番手以降に並んでいる。なお、グリーンスミスはインカムにトラブルが生じながらもトップ10フィニッシュを果たしてみせた。

 本格的なグラベルラリーが始まる3日(金)のデイ2は、SS1の舞台となったオルビアを起点に、島の北部に設定された4本のステージで計8SSが行われる。SSの合計距離133.56kmは今大会最長。リエゾン(移動区間)を含めた1日の総走行距離は525.79kmとなる

ティエリー・ヌービル(ヒョンデi20 Nラリー1) 2022年WRC第5戦ラリー・イタリア・サルディニア
ティエリー・ヌービル(ヒョンデi20 Nラリー1) 2022年WRC第5戦ラリー・イタリア・サルディニア
エサペッカ・ラッピ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2022年WRC第5戦ラリー・イタリア・サルディニア
エサペッカ・ラッピ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2022年WRC第5戦ラリー・イタリア・サルディニア
ガス・グリーンスミス(フォード・プーマ・ラリー1) 2022年WRC第5戦ラリー・イタリア・サルディニア
ガス・グリーンスミス(フォード・プーマ・ラリー1) 2022年WRC第5戦ラリー・イタリア・サルディニア
オット・タナク(ヒョンデi20 Nラリー1) 2022年WRC第5戦ラリー・イタリア・サルディニア
オット・タナク(ヒョンデi20 Nラリー1) 2022年WRC第5戦ラリー・イタリア・サルディニア
エルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2022年WRC第5戦ラリー・イタリア・サルディニア
エルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2022年WRC第5戦ラリー・イタリア・サルディニア
アドリアン・フルモー(フォード・プーマ・ラリー1) 2022年WRC第5戦ラリー・イタリア・サルディニア
アドリアン・フルモー(フォード・プーマ・ラリー1) 2022年WRC第5戦ラリー・イタリア・サルディニア


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