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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2017.01.16 17:00
更新日: 2017.01.16 16:10

Mスポーツ、フィエスタR5の改良型“EVO2”を開発中。17年後半に実戦デビューへ

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ラリー/WRC | Mスポーツ、フィエスタR5の改良型“EVO2”を開発中。17年後半に実戦デビューへ

 Mスポーツはこれまで累計200台を製造してきたフォード・フィエスタR5の改良型である『フォード・フィエスタR5 EVO2』を、2017年後半にも実戦デビューさせると発表した。

 昨今人気を集めるR5規定マシンのひとつであるフィエスタR5は、2013年中盤に登場。パフォーマンスの高さから世界中のラリー競技で人気を博しており、先日には200台目のマシンを製造、出荷したという。

2016年、ラリー・フィンランドで勝田貴元がドライブしたフォード・フィエスタR5
2016年、ラリー・フィンランドで勝田貴元がドライブしたフォード・フィエスタR5
フィエスタR5と同じR5規定下で製作されたシュコダ・ファビアR5
フィエスタR5と同じR5規定下で製作されたシュコダ・ファビアR5

 そんなフィエスタR5の戦闘力を高めるべく、Mスポーツが開発を進めているのがフィエスタR5 EVO2だ。

 同社によれば、EVO2では出力とトルクを向上させるべくエンジン改良に着手。シリンダーヘッドやエキゾーストマニホールド、バルブなどの形状を見直すことで、すべての回転域でパフォーマンスを高めるとしている。

 Mスポーツのマルコム・ウィルソン代表は「カスタマーにもっとも戦闘力の高いパッケージを提供するべく、アップデートを施すことにした」と明かす。

「2013年にフィエスタR5を発表した際、このマシンが世界中で200台も使用されることになるとは想像もしなかったよ」

「フィエスタR5のローンチ後、我々のデザインチームはすぐに改良型の設計に着手してきた。R5マシンの市場において、フィエスタがもっとも高い戦闘力を誇っていることは間違いないが、EVO2導入でそのポジションを盤石なものにできると確信している」


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