9月21日、フランス・パリで開催されたワールド・モータースポーツ・カウンシル(WMSC)においてWEC世界耐久選手権の2018/19シーズンスケジュールが承認された。そのなかで2019年3月に予定されるセブリングが12時間レースから1500マイルレースへと変更されている。
伝統のル・マン24時間を最終戦として行い、1シーズンの中でル・マンを2回開催する“スーパーシーズン”のカレンダーを今年9月初旬に発表したWEC。その後、再調整された新スケジュールが9月16日に発表されたが今回、WMSCによってこの新日程が承認され正式決定となった。
全8戦のスケジュールは16日に発表されたものから変更はないが、第6戦のセブリングについてはレース概要が変更。同じ週末に行われるIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップのセブリング12時間との差別化を図るため、WEC側は時間制ではなく1500マイル(約2414km)、401周という距離を定めたレースとなる。
またWMSCは、FIA国際自動車連盟とACOフランス西部自動車クラブがメキシコで発表したLMP1を“ひとつのクラス”とする新レギュレーションに関しても承認した。
WEC世界耐久選手権2018/19シーズンカレンダー(9月21日発表版)
Round | Date | Race |
---|---|---|
2018年4月6〜7日 | プロローグ(ポール・リカール) | |
1 | 2018年5月4〜5日 | スパ・フランコルシャン6時間 |
2 | 2018年6月16〜17日 | ル・マン24時間 |
3 | 2018年8月18〜19日 | シルバーストン6時間 |
4 | 2018年10月20〜21日 | 富士6時間 |
5 | 2018年11月17〜18日 | 上海6時間 |
6 | 2019年3月16〜17日 | セブリング1500マイル |
7 | 2019年5月3〜4日 | 2019年スパ・フランコルシャン6時間 |
8 | 2019年6月15〜16日 | 2019年ル・マン24時間 |