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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2020.03.07 17:54

シューベルト・モータースポーツが2台のBMW M6 GT3でADAC GTマスターズへ復帰

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ル・マン/WEC | シューベルト・モータースポーツが2台のBMW M6 GT3でADAC GTマスターズへ復帰

 ドイツの名門チームであるシューベルト・モータースポーツが、2020年のADAC GT マスターズにBMW M6 GT3で1年ぶりに復帰参戦することを発表した。ジョエル・エリクソンら強力なドライバーラインアップを敷く。

 シューベルトはドイツのオッシャースレーベンのサーキット近郊に拠点をおくレーシングチームで、BMWとミニ、バイクを含む全9店舗を経営する『シューベルト・モータース』のモータースポーツ部門だ。

 ドイツでは数多くの栄冠を獲得しており、ADAC GTマスターズには2010年に参戦開始。過去には6度のポールポジションを獲得し10勝を挙げ、2015年にはチームタイトルを獲得。“シリーズ史上3番目”に成功した実力派のチームだ。

 そんなシューベルトは、長年BMWを使用してきたが、2018年はホンダNSX GT3にスイッチし、ADAC GTマスターズへ参戦。周囲を驚かせたが、2019年に一時休止した後、2020年にBMWでシリーズに復帰することになった。

「ADAC GTマスターズのスタートラインに、2台のBMW M6 GT3でふたたび並べることを非常に嬉しく思うよ。ADAC GT マスターズはヨーロッパで最もハードでレベルの高いGTシリーズのひとつであり、そこで成功を収めることはいかに難しいか熟知している」とチーム代表のトロステン・シューベルトは語った。

「そこで勝つことはひとつの大きな目標でもある。若手中心の実力派がそろう強いドライバーラインアップで挑むことを楽しみにしているよ」

 そのドライバーラインアップとしては、昨年までDTMドイツ・ツーリングカー選手権で活躍し、優勝経験ももつ若手実力派のジョエル・エリクソとLMP2経験者のエイダン・リードがタッグを組んで9号車に乗り込む。

 2台目の10号車のM6 GT3には、ポルシェカレラカップ・ジャーマニー出身のヘンリク・スクーグに加え、BMWジュニアドライバーのエリック・ヨハンソンとBMWワークスドライバーで、F1のレーシングポイントの開発ドライバーを兼任するニック・イェロリーが交代でステアリングを担う。

 ADAC GTマスターズは4月24~26日に、シューベルトの本拠地であるオッシャースレーベンで開幕戦を迎える。地元からも多くのファンが応援に駆けつけるはずだ。


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