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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.03.08 11:04

WEC:LMP1のハイブリッド縮小はトヨタ撤退の引き金? 「ハイブリッドこそ参戦の理由」

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ル・マン/WEC | WEC:LMP1のハイブリッド縮小はトヨタ撤退の引き金? 「ハイブリッドこそ参戦の理由」

 WEC世界耐久選手権のLMP1クラスで、ハイブリッド技術開発を妨げるようなレギュレーション変更がおこなれた場合、トヨタはシリーズから撤退する可能性がある。

 トヨタ・モータースポーツGmbHのテクニカルディレクターであるパスカル・バセロンは、トヨタがWECに求めているのはレース環境でのエネルギー回生システム開発であり、それを阻害するようなレギュレーションはトヨタのWECへの関与を妨げることになり得ると述べた。

「トヨタにとって、WECに参戦する一番の理由はハイブリッドに特化した技術開発にあり、それに逆行するような状況を受け入れることはほぼ不可能だ」とバセロン。

「ハイブリッド技術の研究こそが、WECプログラムが存在する理由なんだ」

 現時点で、トヨタは2017年以降もWECへ継続参戦するかは明らかにしていないものの、バセロンは「(プログラムの)終わりは決まっていない」とも語っている。

 一連のコメントは、2019年までLMP1-Hのレギュレーションが凍結されたこと、そして2020年以降の新たなレギュレーションに関する議論がまもなく開始されることを受けてのもの。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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