スーパーフォーミュラ、第1回公式合同テストのエントリーを発表。笹原右京、ジェム・ブリュックバシェが参加

　3月2日、全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーション（JRP）は、3月6〜7日に鈴鹿サーキットで開催、全22台が参加する第1回公式合同テストのエントリーリストを発表した。KONDO RACINGから笹原右京、そしてTGM Grand Prixからはジェム・ブリュックバシェを含む2台のマシンが参加することが明らかとなった。

　2023年シーズンより、スーパーフォーミュラは新型車両『SF23』を投入する。3月6〜7日に鈴鹿サーキットで開催される第1回公式合同テストは、4月の開幕を前に実施される唯一のテスト機会というだけに、ドライバー、チームにとっては2023年シーズンを占う意味でも大切な2日間となるに違いない。

　そんな第1回公式合同テストのエントリーリストには、2023年シーズンのレギュラードライバーが名を連ねるが、1月24日に行われたスーパーGTのメーカーテストでクラッシュし療養中の山下健太の代役として、笹原右京がKONDO RACINGの3号車で参加することが今回の発表で明らかとなった。

　また、2023年より参戦する新チーム『TGM Grand Prix』は53号車と55号車の2台で参加する。55号車から参加するドライバーは、昨年FIA F2に参戦したトルコ出身のジェム・ブリュックバシェとなることが明らかにされた。なお、53号車のドライバーについては別途発表があるとのことで、続報を心待ちにしたい。

　そして、今回のエントリーリストでは参加車両の車名も明らかにされている。野尻智紀の1号車は、チームメイトのリアム・ローソンと同じく『Red Bull MOTUL MUGEN SF23』という車名となる模様だ。

　3月6〜7日に鈴鹿サーキットで開催される第1回公式合同テストのエントリーリストは下記のとおりだ。

■2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権
第1回公式合同テスト エントリーリスト