500kmという長丁場の耐久レースながら、GT500クラスは全車完走という結果になったスーパーGT第2戦富士。それでも、完走扱いながらもいくつかのチームでアクシデントやトラブルが起きた。ここでは編集部で把握しているものをお伝えする。
●Epson NSX−GT:タイヤバースト
30周目、左リヤタイヤに発生してしまいスローダウン
●カルソニック IMPUL GT−R:オルタネーターのベルト破損
46周目にピットインし、そのままガレージへ。オルタネーターのベルトにトラブルがあったようで、この富士では予選でも発生して3度目になるという。
●DENSO KOBELCO SARD LC500:右フロントカナード破損
50周目あたりでGT300にダンロップコーナーで追突する形で接触し、破損。現在のレクサスLC500の空力バランスは抜群なだけに、このフリックボックス部のカナード破損でフロントのダウンフォースの10%以上が失われてしまったという。その後はハンドリングに苦しみ、オーバーランなどもあり順位を下げることに。
●MOTUL MUGEN NSX−GT:エンジン系センサートラブル
19周目に同様のトラブルが岡山で多発してしまったが、岡山とは違う部分でトラブルが発生したとのこと。ガレージで修復して、コースに復帰
●S Road CRAFTSPORTS GT−R:ドライブスルーペナルティ
25周目に千代勝正が1コーナーで黄旗中にカルソニックを追い越しをしてしまい、ドライブスルーペナルティ
●au TOM’S LC500:ドライブスルーペナルティ
52周目のDENSOとのバトルで最終コーナーで接触。DENSOはスピン
●フォーラムエンジニアリング ADVAN GT−R:ドライブスルーペナルティ2回
J−P.デ・オリベイラが青旗無視でドライブスルーペナルティを受け、そのペナルティ消化のためのピットロード入口で速度超過。再びドライブスルーペナルティ