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スーパーGT ニュース

投稿日: 2021.01.15 12:12
更新日: 2021.01.15 17:06

スーパーGT:「チャンピオンを獲得できるよう精一杯頑張る」GT500デビューの大湯都史樹が意気込み

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スーパーGT | スーパーGT:「チャンピオンを獲得できるよう精一杯頑張る」GT500デビューの大湯都史樹が意気込み

 ホンダは1月15日、10時からホンダ公式YouTubeでオンライン発表された四輪モータースポーツ参戦体制のなかで、2021年にスーパーGT GT500クラスにホンダNSX-GTで参戦する5台のラインアップについて発表した。ここでは動画に登場したGT500クラスのドライバーと監督のコメントを紹介する。

 2020年は山本尚貴/牧野任祐組RAYBRIG NSX-GTが劇的な逆転チャンピオンを獲得したホンダ陣営。2021年は既報のとおり、大きな変更がないラインアップが組まれることになった。

 まずはディフェンディングチャンピオンとして、カーナンバー1をつけ2021年シーズンに挑むTEAM KUNIMITSU。総監督を務める高橋国光は「去年はタイトルを獲ることができました。今年も2年連続で(タイトルを)獲得できるようにがんばります」とチャンピオン防衛を目指す。

 そしてドライバーの山本はファンに感謝の言葉を述べたあとに、「ディフェンディングチャンピオンとして、その名に恥じないような戦いを精一杯していきたいと思いますし、手強いライバルたちに負けないよう、ホンダのメンバーとともにマシンを開発して連覇できるように頑張っていきます」と意気込みを語った。

 なおパートナーの牧野については、現在療養中のため本人の姿は見られなかったが、「シーズン開幕に向け、万全の体制で臨む」というコメントが司会のピエール北川さんより発表されている。

2020年のスーパーGT王座を獲得したRAYBRIG NSX-GTの山本尚貴と牧野任祐、高橋国光総監督
2020年のスーパーGT王座を獲得したRAYBRIG NSX-GTの山本尚貴と牧野任祐、高橋国光総監督

 続いては8号車のARTA。このチームもドライバーラインアップを継続して2021年シーズンの王座獲得を目指す。監督の鈴木亜久里は「ふたりのコンビとしてはバランスがとれているチームだと思うので、また今年もポールポジションをガンガン取って、そこからのぶっちぎりでチャンピオンを狙っていきたい」とコメントした。

 ドライバーの野尻智紀は「シーズン当初から優勝を狙って、最終的にチャンピオンをとれるように頑張っていきます」と語り、コンビ2年目となる福住仁嶺も「2021年もおなじチームから参戦するということで、チャンピオンを目指して頑張りたいと思います」と意気込んだ。

2020年スーパーGT第7戦もてぎ ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)
2020年スーパーGT第7戦もてぎ ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)

 そして2021年のGT500クラスに参戦するホンダ陣営のなかで唯一ラインアップが変更されたTEAM Red Bull MUGEN。笹原右京に加えて大湯都史樹の加入について、監督の田中洋克は「ふたりのドライバーとも若くて勢いがあり、この2名で今シーズンを戦うことを非常に楽しみにしています」と期待を寄せている。

 昨年からドライバー継続の笹原は「チームとしてまず優勝。そしてポールポジション、チャンピオン獲得を目指して精一杯頑張っていきます」とまずコメント。

 そして新加入の大湯は「今シーズンはGT500クラスに参戦させて頂けることとなり、とても楽しみなシーズンになっています。このチームでチャンピオンを獲得できるように精一杯頑張っていきますので、応援のほどよろしくお願いします」とGT500デビューイヤーの意気込みを見せた。

Team RedBull MUGENに加わった大湯都史樹
Team RedBull MUGENに加わった大湯都史樹

 続いてはこちらもラインアップ継続となるREAL RACING。金石勝智監督は「昨シーズンは年間2勝をあげることができましたが、タイトル獲得までは至りませんでした。その悔しさと経験を活かして、今年もう一度シリーズタイトル獲得を目指して挑戦したいと思います」と語った。

 ドライバーの塚越広大は「Astemo REAL RACINGとして新しい体制となり、2020年獲得できなかったチャンピオンを獲るため、全力で走りたいと思います」と語り、パートナーのベルトラン・バゲットも「今年はチャンピオンを獲得して、雪辱を果たしたいと思う」と、両者悲願のタイトル獲得へ向けて2021年シーズンに臨む。

2021年からAstemo REAL RACINGとして参戦することになり、カラーリングはレッドとなった。
2021年からAstemo REAL RACINGとして参戦することになり、カラーリングはレッドとなった。

 ラストを飾るのは、2020年シーズン2度のポールポジションを獲得して速さを見せたModulo Nakajima Racingだ。監督の中嶋悟は「昨年度は速いところを見せたのですが、ちょっと結果が足らなかったということで、そのあたりをしっかりと改善し、2021年のチャンピオンを目指して頑張っていきたいと思います」と語った。

 引き続きModulo Nakajima Racingのドライバーを務める伊沢拓也は「今シーズンは優勝という目標だけではなく、チャンピオンというものに向けてチームとともに戦っていきたいと思います。昨シーズンのスピードに、あとはレースの強さが僕たちに備わってくれば、必ず手に入れられるものだと思っています」

 そして大津弘樹も「昨シーズンは後半戦にかけて良い成績を残すことができました。今年もNakajima Racing、伊沢選手とともに優勝、そしてシリーズチャンピオン獲得を目指して精一杯頑張ります」とGT500クラス2年目の意気込みを語っている。

ポールポジションを獲得した伊沢拓也と大津弘樹(Modulo NSX-GT)
ポールポジションを獲得したModulo NSX-GTの伊沢拓也(右)と大津弘樹(左)


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