スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは9月2日付けで、9月11〜12日に宮城県のスポーツランドSUGOで開催される第5戦『SUGO GT 300km RACE』の参加条件の変更版を発表した。8月27日付けで発表されたものの変更版で、GT300クラスの31号車TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTの車重とエアリストリクター値が、第3戦までのものに戻されている。
さまざまな車両が参戦するスーパーGTでは、すべての車両について性能均衡化のため、性能調整が実施される。この調整は特定の車種、または特定の競技車両に対して不定期に実施することができるが、事前に告知され、各車はその性能調整が記された参加条件に従いレースウイークに臨むことになる。
8月27日に発表されていた第5戦SUGOの参加条件では、GTA-GT300シャシーである31号車TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTについて、最低重量が1200kgから1250kgと重くなった一方で、エアリストリクター値も29.67mm×2から、2020年まで採用されていた30.27mm×2に変更されていたが、9月2日に発表されたものでは、これが第3戦までと同様の最低重量1200kg、エアリストリクター値29.67mm×2に戻されている。BoP重量、ハイブリッド重量が異なるが、30号車TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT、GRスープラと同じ最低重量、エアリストリクター径となった。
