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スーパーGT ニュース

投稿日: 2021.09.30 09:19

ドライバーたちのSNS投稿で振り返る、2021年スーパーGT第5戦SUGO【国内SNSまとめ】

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スーパーGT | ドライバーたちのSNS投稿で振り返る、2021年スーパーGT第5戦SUGO【国内SNSまとめ】

 9月11〜12日、2021年シーズンのスーパーGT第5戦が、 スポーツランドSUGOで開催され、GT500クラスはカルソニック IMPUL GT-R(平峰一貴/松下信治)が5年ぶりの、GT300クラスはSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が3年ぶりの勝利を掴んだ。

 ここでは第5戦SUGOに参戦したドライバーたちが、決勝を終えてから最初に発信したSNS投稿から、各々の第5戦決勝を振り返ろう。

* * * * * * *

GT500クラス

●カルソニック IMPUL GT-R(平峰一貴/松下信治)
予選:3番手/決勝:優勝

 前戦鈴鹿ではニッサンGT-R勢で唯一表彰台を逃すという悔しい結果となったカルソニック IMPUL GT-Rが今季初優勝。GT500クラス2年目の平峰一貴とGT500ルーキーの松下信治にとってはこれがGT500初優勝となった。また、TEAM IMPULにとっては2016年以来5年ぶりの勝利となる。なお、松下はカルソニック IMPUL GT-Rが表紙を飾ったautosport 10/1号 (No.1560)にサインを入れる姿を後日Twitterに投稿している。

●STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)
予選:10番手/決勝:2位

 80kgのサクセスウエイト(SW)を積み、10番グリットと後方からのスタートであったSTANLEY NSX-GTだったが、ディフェンディングチャンピオンの勝負強さを見せつけた。これで第5戦を終えた時点でシリーズランキングトップに浮上したが、次戦オートポリスはSW100kgで挑むこととなる。厳しい状況下でどのような走りを見せるのか、チャンピオンナンバー1の走りから目が離せない。

●Astemo NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)
予選:4番手/決勝:3位

 3位にはAstemo NSX-GTが入り、シリーズランキングでSTANLEY NSX-GTと15ポイント差の2番手につけ、シリーズチャンピオンを狙える位置で第6戦に挑むこととなる。塚越広大は自身のブログで「結果としては悪くなかったと思います。」と綴るも「結果的に、課題と反省の多いレースになってしまいました」とレースを振り返りコメントしている。

●au TOM’S GR Supra(関口雄飛/坪井翔)
予選:14番手/決勝:4位

 SW64kgの影響もあり、14番手スタートとなったau TOM’S GR Supraは4位でチェッカーを受けた。表彰台には一歩届かなかったものの、関口と坪井はミスなく10ポジションアップを支えたチームへの感謝を綴っている。

●DENSO KOBELCO SARD GR Supra(ヘイキ・コバライネン/中山雄一)
予選:8番手/決勝:5位

 5位でチェッカーを受けたDENSO KOBELCO SARD GR Supraのヘイキ・コバライネンは、前戦鈴鹿よりも好成績も「まだやるべきことがいくつもある」と綴った。

●リアライズコーポレーション ADVAN GT-R(高星明誠/佐々木大樹)
予選:15番手/決勝:6位

 予選は最後尾となる15番手で終えたリアライズコーポレーション ADVAN GT-Rは、粘りの走りをみせヨコハマ勢最上位となる6位でチェッカーを受けた。高星は「レースペースは改善出来ているようなので予選のパフォーマンスを見つけられるようにしていきたい」と綴っている。

●MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)
予選:12番手/決勝:7位

 前戦鈴鹿のウイナーMOTUL AUTECH GT-Rはエンジン交換に伴うペナルティも、7位でチェッカーを受けて貴重なポイントを獲得した。

●Modulo NSX-GT(伊沢拓也/大津弘樹)
予選:6番手/決勝:8位

 第3戦鈴鹿でポールポジションを獲得も、第4戦もてぎに続き2戦連続でリタイアと苦戦が続いていたModulo NSX-GT。8位でチェッカーを受け、決勝で3戦ぶりのポイントを獲得した。伊沢は「楽なレースではありませんでしたが、チーム全員でミスなく持てる力を出し切りました」と振り返る。

●Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(笹原右京/大湯都史樹)
予選:2番手/決勝:9位

 予選2番手と好位置から決勝をスタートしたRed Bull MOTUL MUGEN NSX-GTだったが、決勝は苦しい展開に。笹原は「言い訳せず、もっと速さと強さを持続できるようにみんなで努力します」、大湯は「苦難が続きますが、その先の栄光を目指してひたすら突き進んでいこうと思います!」と次戦に向けた意気込みを綴っている。

●ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)
予選:P.P/決勝:10位

 ポールポジションスタートから決勝前半は完璧な走りを見せていたARTA NSX-GTだったが、ピット作業違反によるドライブスルーペナルティが出されたことで大きく状況は一変。チームサイドの判断ミスで3回のドライブスルーを行うこととなったが、セーフティカー導入中の1回目のドライブスルーの際にピット出口の赤信号を無視していたことで、残り15周を切ったところでペナルティストップ10秒が課されてしまうという、課題の残るレースとなった。

●KeePer TOM’S GR Supra(平川亮/阪口晴南)
予選:9番手/決勝:11位

 9番手スタートから一時は4番手までポジションを上げていたKeePer TOM’S GR Supra。残り9周となったところ1コーナーでDENSO KOBELCO SARD GR Supraと接触。右フロントのステアリングタイロッドが曲がり、ピットへ戻るとそのままレースを終えた。今大会も代役参戦となった阪口は「今日は自分達の日ではありませんでした。次もチャンスを頂けたら、巻き返したいです」と綴っている。

●ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)
予選:11番手/決勝:12位

 63周目、ストレート途中のグリーンにマシンを止めたENEOS X PRIME GR Supraは12位完走扱いとなった。レース終了直後、落ち込んでいた山下は「リタイアでした」と短く想いを綴ったが、翌日にはautosport webの投稿を引用リツイートし「次戦ペナルティとなると厳しくはなるけど、ラスト2戦でのチャンスはまだある!半分自分に言い聞かせているだけではありますが(笑) シーズン後半も頑張ります」と意気込みを綴った。

●ZENT CERUMO GR Supra(立川祐路/石浦宏明)
予選:7番手/決勝:リタイア

 58周目にマシントラブルでリタイアとなったZENT CERUMO GR Supraの石浦は「チームのミスによるトラブルではないので、前を向いて次のレースで優勝を目指します。悔しいけど、早く応援してくれている皆さんと一緒に喜べるように、また頑張ります」と振り返る。

●WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋)
予選:13番手/決勝:リタイア

 決勝日の9月12日に31歳の誕生日を迎えた国本だったが、宮田が搭乗中、WedsSport ADVAN GR Supraは煙を上げて炎上してコース上にストップ。31歳初レースはリタイアに終わってしまった。第2スティントを担当した宮田は「今は車のダメージがどこまで来たか心配です」とクルマを心配する。

●CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/千代勝正)
予選:5番手/決勝:リタイア

 5番手スタートからから一時は4番手を走行していたCRAFTSPORTS MOTUL GT-Rはエンジンのマイナートラブルにより、リタイアに終わった。平手は「手応えのある状態でのリタイアは言葉にならないくらい悔しかったです」とレースを振り返る。

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