9月11〜12日、2021年シーズンのスーパーGT第5戦が、 スポーツランドSUGOで開催され、GT500クラスはカルソニック IMPUL GT-R(平峰一貴/松下信治)が5年ぶりの、GT300クラスはSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が3年ぶりの勝利を掴んだ。
ここでは第5戦SUGOに参戦したドライバーたちが、決勝を終えてから最初に発信したSNS投稿から、各々の第5戦決勝を振り返ろう。
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GT500クラス
●カルソニック IMPUL GT-R(平峰一貴/松下信治)
予選:3番手/決勝:優勝
前戦鈴鹿ではニッサンGT-R勢で唯一表彰台を逃すという悔しい結果となったカルソニック IMPUL GT-Rが今季初優勝。GT500クラス2年目の平峰一貴とGT500ルーキーの松下信治にとってはこれがGT500初優勝となった。また、TEAM IMPULにとっては2016年以来5年ぶりの勝利となる。なお、松下はカルソニック IMPUL GT-Rが表紙を飾ったautosport 10/1号 (No.1560)にサインを入れる姿を後日Twitterに投稿している。
勝ったーーーーー❗️
やったーーーーー❗️Yessss❗️❗️
Our first win with super gt 500❗️❗️ pic.twitter.com/c67QFQ2Atj— N O B U ? (@Nobu_Mat13) September 12, 2021
頼まれて光栄&嬉しい☺️☺️ pic.twitter.com/j8f2w5eKqs
— N O B U ? (@Nobu_Mat13) September 17, 2021
●STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)
予選:10番手/決勝:2位
80kgのサクセスウエイト(SW)を積み、10番グリットと後方からのスタートであったSTANLEY NSX-GTだったが、ディフェンディングチャンピオンの勝負強さを見せつけた。これで第5戦を終えた時点でシリーズランキングトップに浮上したが、次戦オートポリスはSW100kgで挑むこととなる。厳しい状況下でどのような走りを見せるのか、チャンピオンナンバー1の走りから目が離せない。
SUPER GT Rd5 SUGO
決勝は2位でした!
山本選手、メカニックさん達の素晴らしいピット作業のおかげで勝ち得た2位だと思います。
自分は難しい1stスティントになりました、まだまだですね。
次戦オートポリスはサクセスウエイト100kgと大変そうですが、またチーム皆んなで頑張ります? pic.twitter.com/fCs5Tr99W5— Tadasuke Makino・牧野任祐 (@tadasuke0628) September 13, 2021
●Astemo NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)
予選:4番手/決勝:3位
3位にはAstemo NSX-GTが入り、シリーズランキングでSTANLEY NSX-GTと15ポイント差の2番手につけ、シリーズチャンピオンを狙える位置で第6戦に挑むこととなる。塚越広大は自身のブログで「結果としては悪くなかったと思います。」と綴るも「結果的に、課題と反省の多いレースになってしまいました」とレースを振り返りコメントしている。
【News】スーパーGT第5戦SUGOを終えて https://t.co/Ghvchf6sYY (Staff)
— tsukakoshikoudai.net 塚越広大 (@koudai1120) September 14, 2021
PODIUM! ? P3 #SuperGT #Honda #Astemo #RealRacing #RDS #BellRacingHQ #OMPRacing #TogetherAsOne pic.twitter.com/n2DHu5B5e1
— Bertrand Baguette (@BerBaguette) September 12, 2021
●au TOM’S GR Supra(関口雄飛/坪井翔)
予選:14番手/決勝:4位
SW64kgの影響もあり、14番手スタートとなったau TOM’S GR Supraは4位でチェッカーを受けた。表彰台には一歩届かなかったものの、関口と坪井はミスなく10ポジションアップを支えたチームへの感謝を綴っている。
チーム全員が力強いレースをして14位から4位まで追い上げられました。
チーム皆に感謝です❗️
応援ありがとうございました。#supergt pic.twitter.com/6Ys0rmAct2— yuhi (@yuhisekiguchi) September 12, 2021
14位→4位
荒れたレース。予選を考えれば求めていた以上の結果になったと思います。
何一つミスなくレースが出来て、チームの皆に感謝です!
沢山の応援ありがとうございました。#supergt #au #TomsRacing pic.twitter.com/cBkXLCQEcM— 坪井翔 (@RaceSho) September 12, 2021
●DENSO KOBELCO SARD GR Supra(ヘイキ・コバライネン/中山雄一)
予選:8番手/決勝:5位
5位でチェッカーを受けたDENSO KOBELCO SARD GR Supraのヘイキ・コバライネンは、前戦鈴鹿よりも好成績も「まだやるべきことがいくつもある」と綴った。
P5 in Super GT round 5 at Sugo yesterday, a bit better result than Suzuka last time out but still some work to be done. #SuperGT pic.twitter.com/mfbzLpREjh
— Heikki Kovalainen (@H_Kovalainen) September 13, 2021
●リアライズコーポレーション ADVAN GT-R(高星明誠/佐々木大樹)
予選:15番手/決勝:6位
予選は最後尾となる15番手で終えたリアライズコーポレーション ADVAN GT-Rは、粘りの走りをみせヨコハマ勢最上位となる6位でチェッカーを受けた。高星は「レースペースは改善出来ているようなので予選のパフォーマンスを見つけられるようにしていきたい」と綴っている。
Super GT Rd.5 SUGO
P15→P6でした。
何台かのオーバーテイクと様々な運が重なりポイントを獲得することができました。
レースペースは改善出来ているようなので予選のパフォーマンスを見つけられるようにしていきたい。
23と12の優勝?のように彼らに続きたい! pic.twitter.com/pbqR9bsgd8— Mitsunori Takaboshi (@TAKAX32) September 13, 2021
予選から苦しかったGT菅生大会でしたが、粘って6位入賞でした❗️
みつとチームに感謝です?♂️
オートポリスもチーム一丸、頑張ります?
チームインパルの皆さん、おめでとうございます㊗️ pic.twitter.com/eqLrNuZXEl— 佐々木大樹 (@daikiwolf23) September 12, 2021
●MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)
予選:12番手/決勝:7位
前戦鈴鹿のウイナーMOTUL AUTECH GT-Rはエンジン交換に伴うペナルティも、7位でチェッカーを受けて貴重なポイントを獲得した。
ブログ更新しました→ https://t.co/H9zGZPGBuG 「スーパーGT菅生Rd決勝。エンジン交換の為、ペナルティーストップがありながらも、最後にポジションを上げて7位フィニッシュ。ご声援、ありがとうございました。インパルGTR優勝おめでとうございます。 」こちらも見てください。 pic.twitter.com/3eaNlZMjK6
— Tsugio Matsuda (@TsugioMatsuda) September 12, 2021
スーパーGT第5戦SUGOの結果は7位でした。予選後にエンジン交換をしたことによって、レース中にストップアンドゴーペナルティで最後尾になり、その状況を考えるとよい結果だったと思います。チームスタッフの皆さん、次生選手、応援してくれた皆さん、ありがとうございました、そしてお疲れさまでした。 pic.twitter.com/lU8T3ZkNAg
— Ronnie Quintarelli (@R_Quintarelli) September 12, 2021
●Modulo NSX-GT(伊沢拓也/大津弘樹)
予選:6番手/決勝:8位
第3戦鈴鹿でポールポジションを獲得も、第4戦もてぎに続き2戦連続でリタイアと苦戦が続いていたModulo NSX-GT。8位でチェッカーを受け、決勝で3戦ぶりのポイントを獲得した。伊沢は「楽なレースではありませんでしたが、チーム全員でミスなく持てる力を出し切りました」と振り返る。
P8
楽なレースではありませんでしたが、チーム全員でミスなく持てる力を出し切りました。
2戦リタイアが続いてたので、狭いSUGOで無事にゴール出来て良かった!
残り3戦も宜しくお願いします。 pic.twitter.com/fuckzBcxsH— 伊沢拓也 (@TakuyaIzawa) September 12, 2021
今大会も応援ありがとうございました!
決勝はP8でした。
ここ数戦リタイヤが続いていましたが、最後まで戦い抜きポイントを獲得出来たことは良かったです。
しかしまだ課題が多くあります。
次戦までのインターバルで進化出来るよう取り組んでいきます?引き続き応援宜しくお願い致します。 pic.twitter.com/4AGdxeUQ9A
— Hiroki Otsu/大津弘樹 (@Hirokiohtsu) September 12, 2021
●Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(笹原右京/大湯都史樹)
予選:2番手/決勝:9位
予選2番手と好位置から決勝をスタートしたRed Bull MOTUL MUGEN NSX-GTだったが、決勝は苦しい展開に。笹原は「言い訳せず、もっと速さと強さを持続できるようにみんなで努力します」、大湯は「苦難が続きますが、その先の栄光を目指してひたすら突き進んでいこうと思います!」と次戦に向けた意気込みを綴っている。
予選の速さを決勝で持続できず9位でした。
言い訳せず、もっと速さと強さを持続できるようにみんなで努力します。とにかく今はチャレンジするしかない!
悔しさでいっぱいですが、チーム全員で勝ち取れる日が来るように、その瞬間のために精一杯頑張ります。また応援宜しくお願い致します! pic.twitter.com/3OS5sazuxe
— Ukyo Sasahara (@ukyo_sasahara) September 12, 2021
決勝 P9
もがきましたが、どうにもならないレースが続いてます。
苦難が続きますが、その先の栄光を目指してひたすら突き進んでいこうと思います! pic.twitter.com/vmZvn0pZ9j
— Toshiki Oyu/大湯都史樹♨️ (@Oyu_Toshiki0804) September 13, 2021
●ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)
予選:P.P/決勝:10位
ポールポジションスタートから決勝前半は完璧な走りを見せていたARTA NSX-GTだったが、ピット作業違反によるドライブスルーペナルティが出されたことで大きく状況は一変。チームサイドの判断ミスで3回のドライブスルーを行うこととなったが、セーフティカー導入中の1回目のドライブスルーの際にピット出口の赤信号を無視していたことで、残り15周を切ったところでペナルティストップ10秒が課されてしまうという、課題の残るレースとなった。
情けなく恥ずかしい。
チームを率いる立場としてのかなりの責任を感じ、応援してくださる方々に申し訳ないという気持ちに押しつぶされそうです。自分自身としての在り方やチームに何をもたらすことが出来るか、少し考えます。
今大会もご声援ありがとうございました!
— Tomoki Nojiri 野尻智紀 (@Tomoki_Nojiri) September 12, 2021
●KeePer TOM’S GR Supra(平川亮/阪口晴南)
予選:9番手/決勝:11位
9番手スタートから一時は4番手までポジションを上げていたKeePer TOM’S GR Supra。残り9周となったところ1コーナーでDENSO KOBELCO SARD GR Supraと接触。右フロントのステアリングタイロッドが曲がり、ピットへ戻るとそのままレースを終えた。今大会も代役参戦となった阪口は「今日は自分達の日ではありませんでした。次もチャンスを頂けたら、巻き返したいです」と綴っている。
いつも37号車への応援?ありがとうございます!#SUPERGT https://t.co/ObvCWwQzsj
— 平川亮 Ryo Hirakawa (@ryohirakawa) September 13, 2021
今日は自分達の日ではありませんでした。
次もチャンスを頂けたら、巻き返したいです。#supergt pic.twitter.com/bx0t0dPO6q— Sena Sakaguchi/阪口晴南 (@sakaguchi0709) September 12, 2021
●ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)
予選:11番手/決勝:12位
63周目、ストレート途中のグリーンにマシンを止めたENEOS X PRIME GR Supraは12位完走扱いとなった。レース終了直後、落ち込んでいた山下は「リタイアでした」と短く想いを綴ったが、翌日にはautosport webの投稿を引用リツイートし「次戦ペナルティとなると厳しくはなるけど、ラスト2戦でのチャンスはまだある!半分自分に言い聞かせているだけではありますが(笑) シーズン後半も頑張ります」と意気込みを綴った。
リタイアでした。#supergt
— 山下健太/Kenta Yamashita (@kentayamashitaa) September 12, 2021
昨日は落ち込んで『リタイアでした』としか報告していませんでしたが…
一日中寝て戻ったので再度投稿(笑)
次戦ペナルティとなると厳しくはなるけど、ラスト2戦でのチャンスはまだある!半分自分に言い聞かせているだけではありますが(笑)
シーズン後半も頑張ります。 https://t.co/OvGAioS5Am— 山下健太/Kenta Yamashita (@kentayamashitaa) September 13, 2021
●ZENT CERUMO GR Supra(立川祐路/石浦宏明)
予選:7番手/決勝:リタイア
58周目にマシントラブルでリタイアとなったZENT CERUMO GR Supraの石浦は「チームのミスによるトラブルではないので、前を向いて次のレースで優勝を目指します。悔しいけど、早く応援してくれている皆さんと一緒に喜べるように、また頑張ります」と振り返る。
今日のレースはトラブルにより本来のパフォーマンスが出せない状態で走っていましたが、最後はチームの判断でリタイアとなりました。チームのミスによるトラブルではないので、前を向いて次のレースで優勝を目指します。悔しいけど、早く応援してくれている皆さんと一緒に喜べるように、また頑張ります
— 石浦 宏明 (@Hiroaki_Ishiura) September 12, 2021
●WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋)
予選:13番手/決勝:リタイア
決勝日の9月12日に31歳の誕生日を迎えた国本だったが、宮田が搭乗中、WedsSport ADVAN GR Supraは煙を上げて炎上してコース上にストップ。31歳初レースはリタイアに終わってしまった。第2スティントを担当した宮田は「今は車のダメージがどこまで来たか心配です」とクルマを心配する。
31歳になりました!
いつも応援ありがとうございます!
「人生山あり谷あり」
大変な時が多い気がしますが、そんな人生もきっと楽しい?
31歳も自分らしく頑張ります! pic.twitter.com/MvgurMVWtd— 国本雄資/Yuji Kunimoto (@yujikunimoto) September 12, 2021
皆様、ご心配をおかけしました。
身体に異常はなく無事です。
トラブルは何度も経験した事がありますが、ここまでの炎上は初めてです。素早く消化器を取りに行きましたが、圧倒的に火が強かったです…
今は車のダメージがどこまで来たか心配です。
応援ありがとうございました。#supergt pic.twitter.com/6b3C0EZMEO— Ritmo Miyata 宮田莉朋 (@M_Ritmo) September 12, 2021
●CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/千代勝正)
予選:5番手/決勝:リタイア
5番手スタートからから一時は4番手を走行していたCRAFTSPORTS MOTUL GT-Rはエンジンのマイナートラブルにより、リタイアに終わった。平手は「手応えのある状態でのリタイアは言葉にならないくらい悔しかったです」とレースを振り返る。