4月16日、岡山県の岡山国際サーキットで開催されたスーパーGT第1戦の決勝日、シリーズをプロモートするGTアソシエイションは記者会見のなかで、改めて2023年から、スパークジャパンと1/43スケールのスーパーGTモデルカーの独占製造販売について締結したことを発表した。
スパークはヒューゴ・リパートが創設したグローバルなモデルカーメーカーで、2000年に販売を開始。F1やスポーツカーなどのレーシングカーのミニカーで世界的に高い評価を得ているが、1月にGTアソシエイションと、正規輸入代理店であるスパークジャパンが2023年からの1/43スケールのスーパーGTモデルカーの独占製作販売のライセンス契約を締結した。
第1戦岡山の決勝日には、このライセンス契約締結にあわせ、スパークジャパンの矢島貴子代表取締役が記者会見に出席。「2023年からスーパーGTの全車両を1/43スケールでモデル化をさせていただきたく、今後頑張っていきたいと思います」と挨拶した。
「スパークブランドを通して、我々の販路で2023年のスーパーGTの車両を全世界へと発信し、プロモーションの面でも貢献できればと考えています。また車両をすべてモデル化することで、今年のレースを立体として記録することに貢献したいと思います」
また矢島代表取締役は、「何よりファンの皆さんに喜んでいただけるように、一日も早く、ひとつでも多くのモデルを作ることができるよう、大きなチャレンジとなりますが、頑張っていきたいと思います」とファン待望のスーパーGTモデルカー制作に向け、意気込みを示している。
一方GTアソシエイションの坂東正明代表は、「より多くの人たちにスーパーGTを知ってもらう、子どもたちにも遊んでもらえる、ファンがモデルカーを大事にしてもらえるよう、今後も一緒にやっていきたいと思います」と期待を寄せた。第1戦岡山では、搬入日をはじめさっそくスパークのスタッフがスーパーGT車両の取材を行っているシーンがみられた。
