レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

スーパーGT ニュース

投稿日: 2020.08.13 19:05
更新日: 2020.08.14 12:53

#30 TOYOTA GR SPORTS PRIUS PHV apr GT 2020スーパーGT第2戦富士 レースレポート

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


スーパーGT | #30 TOYOTA GR SPORTS PRIUS PHV apr GT 2020スーパーGT第2戦富士 レースレポート

apr Race Report

2020 AUTOBACS SUPER GT ROUND 2
富士スピードウェイ
開催地:富士スピードウェイ(静岡県)/4.563km
8月8日(予選)天候:曇り コースコンディション:ドライ 観客数:無観客
8月9日(決勝)天候:曇り コースコンディション:ドライ 観客数:無観客

Q2進出成功で予選までは絶好調!が、暑さが足かせとなった決勝レース

 今年のスーパーGTは大幅なスケジュール変更を余儀なくされていることもあり、開幕から短いインターバルで第2戦「たかのこのホテル FUJI GT 300km RACE」が、引き続き富士スピードウェイで開催された。

 aprは従来どおり2台体制で挑み、「#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT」は永井宏明選手と織戸学選手がドライブする。タイヤもヨコハマが継続して使用されることに。

 FRに改められて、2年目を迎えたマシンは、このオフに徹底的に見直しをはかり、改良が加えられた結果、前回の公式練習で10番手となるタイムを記録するなど、大幅な進化が確認されている。予選、決勝レースこそ不運が重なり、満足のいく結果は残せなかったが、チーム全体が戦える手応えを感じている。

 今年は8戦中4戦が富士スピードウェイで開催され、またGT300は獲得したポイントの3倍となるウエイトハンデを課せられることから、ノーハンデであることは『災い転じて福となす』可能性は大。富士スピードウェイと相性良しを今度こそ証明できれば、シリーズも有利に進められるに違いない。

公式練習8月8日(土)9:45〜11:25

 前回は予選と決勝レースを1日で行う、事実上の1デイ開催となっていたが、今回は土曜日の午前に公式練習を、午後に予選を行う、通常のスケジュールに戻された。

1週間前に梅雨も明けたこともあり、このレースウィークは雨の心配はなさそうだが、代わりに暑さが厳しそうだ。実際、公式練習スタート時の気温は29度で、路面温度はもう39度にまで達していた。

 今回も最初に「#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT」に乗り込んだのは織戸選手。前回はピットを離れると、そのまま周回を重ねていったが、今回はいつものようにチェックを行った後、すぐにピットに戻ってくる。

 最初のセット変更を行うと途中1回のピットストップを経て、織戸選手は順調に周回を重ねていく。この間のベストタイムは1分38秒300。

 30分ほど経過したところでピットに戻り、その直後に赤旗が出され、再開後は永井選手の走行となった。途中2回のピットを挟みながら、順調に永井選手は周回を重ねていって1分40秒017を記すこととなる。

そしてラストGT300の単独セッションでは、再び織戸選手が走行。前回同様に最後は1分38秒112、1分38秒102と好タイムを連発して、9番手で公式練習を締めることとなった。

公式予選 Q1 8月8日(土)14:30〜14:40

 今回もGT300の予選Q1は2グループに分けられ、「#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT」はAグループでの走行となった。Q1担当は今回も織戸選手。気温は28度、路面温度は39度と、公式練習スタート時とほぼ変わらず。

 トラフィックを避けるため、織戸選手はすぐにピットを離れず、1分半経過してからスタート。入念にウォームアップを行い、今回はラストの一発で決めることに成功! 1分37秒724はグループ6番手で、ついにQ1突破を果たし、永井選手にバトンを託すこととなった。

公式予選 Q2 8月8日(土)15:23〜15:33

 現在の「#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT」にスイッチされてから、昨年の第7戦・SUGOラウンド以来となる、2度目のQ2に挑むこととなった永井選手ながら気負いの様子はなさそう。織戸選手からのインフォーメイションを受けて、改められたセットがピタリとはまっていたことが、その状況に拍車をかけた。

 ウォームアップはアウトラップともう1周だけで、徐々に永井選手はタイムを縮めていく。最初は1分39秒488、続いて1分38秒049を、そして最後のアタックで1分37秒947をマークすることに。公式練習から実に2秒以上も短縮を果たし、13番手につけることとなった。入賞圏内まであと一歩だ!

永井宏明選手
クルマ的にすごく持ち込みから良くて、織戸さんと一緒にちょっと修正したことが、いい方向に向かったので、クルマはさらに良くなったと思います。トラブルもなく、順調です。我ながらタイム的にも頑張ったと思います。決勝ではポイント圏内が目の前にあるので、そこには確実に入りたいと思います。

織戸学選手
今回、公式練習も予選も調子は良く、ヨコハマタイヤも抜群のパフォーマンス。Q2も永井選手が素晴らしいタイムを出してくれたし、今はかなり雰囲気はいいです。全てが絶好調、とにかく決勝で確実にポイント獲りたいです。

金曽裕人監督
クルマのパフォーマンスは確実に上がっていて、シンプルにセットアップしていったら、予選では永井選手も37秒台のキレキレの走りができて、本当に右肩上がりの方向ですね。だから、決勝は非常に楽しみ。もちろん、我々も気を緩めず、決勝に向けてやれることは全部やるつもりです。ポイントはしっかり獲りたいです。ご期待ください!!

決勝レース(66周)8月9日(日)13:00〜


関連のニュース

本日のレースクイーン

ZENTsweeties
松田蘭(まつだらん)

スーパーGT Photo Ranking

フォトランキング