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MotoGP ニュース

投稿日: 2019.03.04 21:13
更新日: 2019.04.04 21:44

ホンダワークスTeam HRCの高橋巧が得意のウエット路面でトップ/全日本ロード:2輪合同テスト

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MotoGP | ホンダワークスTeam HRCの高橋巧が得意のウエット路面でトップ/全日本ロード:2輪合同テスト

『モースポフェス2019 SUZUKA モータースポーツファン感謝デー』参加チームを対象にした2輪合同テストが、3月4日に行われた。1本目が9時から、2本目が13時45分から、それぞれ1時間のスケジュールで行われ、高橋巧(Team HRC)が総合トップタイムを記録した。

 朝から雨模様となった鈴鹿サーキット。ウエットコンディションとなった1本目のセッションでは、Team HRCで2年目のシーズンを迎える高橋巧が、ただひとり2分16秒台に入れる2分16秒392をマーク。2本目は、路面が乾く方向だったが、風が強く中途半端なコンディションとなったためタイムが伸びず、高橋巧が1本目にマークしたタイムが総合トップとなった。

「ウエットコンディションで確認したいメニューが1本目でこなせたので、2本目は、ドライになれば走る予定でしたが、路面が乾かなかったのでキャンセルすることになりました」と高橋巧はテストを振り返る。

「マシンは、昨年の最終戦鈴鹿で勝った状態からスタートして、いいフィーリングでした。開幕戦の舞台となるツインリンクもてぎにもマシンを合わせ込んで、序盤2戦でいい結果を出していきたいです」

十分なマージンを取って2番手のタイムを記録した中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
十分なマージンを取って2番手のタイムを記録した中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)

 2番手は1本目をキャンセルし、2本目のトップタイムとなる2分17秒298をマークした中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)だった。

「1本目は雨だったので様子を見ていました。そのなかで高橋巧選手が調子よさそうに走っていましたね」と中須賀。

「2本目は乾くかと思いましたが、ウエットタイヤでの走行となりました。風も強かったのでコンディションは決してよくありませんでしたが、見ておきたい部分は確認できたので、開幕に向けていいテストになりました」

 中須賀は、過去に2輪合同テストで転倒し負傷したこともあるため、ここ数年は、最大限の警戒をして臨んでいるが、十分なマージンを取っても2番手タイムだった。

 3番手は2分18秒603を記録した野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)。新チームで初ライドとなった津田拓也(TK SUZUKI BLUE MAX)は、2分18秒731で4番手につけた。

 2019年がJSB1000クラスデビューとなる2018年J-GP2クラス王者、岩戸亮介(Kawasaki Team GREEN)が2分22秒229で8番手、同じくJSB1000クラスデビューとなる羽田太河(au・テルルMotoUP RT)が2分22秒675をマークし10番手でテストを終えた。

 高橋裕紀(KYB MORIWAKI RACING)も1本目に走行したが計測4周のみで2分34秒042にとどまった。

 2輪合同テストの総合結果は以下の通り。


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