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MotoGP ニュース

投稿日: 2019.07.25 00:37
更新日: 2019.07.26 11:42

2019年の鈴鹿8耐開幕。第2回公式合同テスト初日はホンダ勢が好調見せる

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MotoGP | 2019年の鈴鹿8耐開幕。第2回公式合同テスト初日はホンダ勢が好調見せる

 鈴鹿8時間耐久ロードレースは、7月24~25日の第2回公式合同テストをもって開幕した。初日の24日は、午前中に2枠・計2時間45分のセッション1、午後に3枠・計4時間のセッション2が行われ、合計6時間45分の設定。各チームはレースウィーク中のタイヤ使用本数制限を睨みながらの走行となった。

 セッション1、セッション2を通して目立ったのはホンダ勢だ。セッション1ではRed Bull Hondaの高橋巧が2分6秒670でトップ、セッション2ではF.C.C. TSR Honda Franceのジョシュ・フックが2分7秒236をマークして最速と、両セッションでトップを独占した。

 高橋は両セッションで唯一の2分6秒台で総合トップに。全日本ロードレース選手権と同様、ライバルに速さを見せつけた格好だ。また、MuSASHi RT HARC-PRO. Hondaもセッション1で3番手、セッション2で4番手と好調さをアピール。レッドブル・ホンダ、TSRホンダ、MuSASHi RT HARC-PRO.ホンダの3チームとも安定したラップタイムを刻んでおり、ヤマハの5連覇阻止を狙う。

 テック21カラーで注目を集めているYAMAHA FACTORY RACING TEAMは、セッション1で2番手。セッション2ではタイヤを温存するために2枠目の途中で走行を切り上げながらも、7番手につけ、総合では3番手。

テック21カラーのヤマハYZF-R1を駆るマイケル・ファン・デル・マーク
テック21カラーのヤマハYZF-R1を駆るマイケル・ファン・デル・マーク

 同チームはマイケル・ファン・デル・マークが6月21日のスーパーバイク世界選手権(SBK)第7戦イタリア大会初日に転倒、右手に骨折を負っている。一時は鈴鹿8耐参戦が危ぶまれたが、手術後は順調に回復。「少し痛むけど大きな問題はない」と、第2回公式合同テストでも力強い走りを見せた。

 スーパーバイク世界選手権の“絶対王者”ジョナサン・レイの参戦で優勝筆頭候補とされるKawasaki Racing Team Suzuka 8Hは、セッション2で2分7秒614をマークして総合4番手。スズキ勢ではYOSHIMURA SUZUKI MOTUL RACINGが総合7番手につけている。

 走行初日の24日は、各チームともまだ肩慣らしといった状況。7月9~11日に行われた第1回公式合同テストでのセッティングを確認しながら、鈴鹿の暑さに馴染むために1日使った模様で、今年の鈴鹿8耐勢力図を読み解くには時期尚早。これからセッションが進むにつれてさらなるタイムアップが見込まれる。

 編集部が集計した第2回公式合同テスト初日の総合タイム結果は以下の通りだ。


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