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MotoGP ニュース

投稿日: 2020.08.10 11:50
更新日: 2020.08.10 11:59

SBK第3戦ポルトガル:ジョナサン・レイがライバルを寄せ付けずトリプルウインの完全勝利

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MotoGP | SBK第3戦ポルトガル:ジョナサン・レイがライバルを寄せ付けずトリプルウインの完全勝利

 8月8日、SBK(スーパーバイク世界選手権)第3戦ポルトガルラウンドは、ポルトガルのアウトドローモインターナショナル・アルガルベでスーパーポール、レース1が開催された。

 3回のフリー走行で総合トップに立ったのはトプラック・ラズガットリオグル(ヤマハ)。ラズガットリオグルは午前中のFP3でトップタイムを記録した。

 スーパーポールは気温28度、路面温度36度のドライコンディションで行なわれ、セッション終盤に1分40秒676を記録したジョナサン・レイ(カワサキ)がポールポジションを獲得。ラズガットリオグルが1分40秒954で2番手、アレックス・ロウズ(カワサキ)が1分41秒074で3番手を獲得した。

 決勝レース1は、気温30度、路面温度44度のドライコンディションで争われ、ポールからレイが好ダッシュを見せてレースをリード。4周目には2番手以下に1秒以上のリードを取ると、その後、単独トップで周回を重ね、終盤には2位以下に約5秒の大差をつけて、今シーズン3勝目を記録した。

 ラズガットリオグルも2番手でレイを追ったものの、その差を縮めることができず、3番手以下にもリードを取って、単独2位で周回を重ね、今シーズン4回目の表彰台を獲得した。

 序盤の3番手争いをロリス・バズ(ヤマハ)がリードしたが、マイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)、アレックス・ロウズ(カワサキ)、スコット・レディング(ドゥカティ)の4人による接戦が繰り広げられ、ファン・デル・マークが一度は3番手争いの先頭に立ったものの、ラインを外して後退。代わりにレディングが3番手に立ったが、振り切ることができず。中盤すぎには後方からマイケル・ルーベン・リナルディ(ドゥカティ)、トム・サイクス(BMW)もこのバトルに加わる。

 一度は後退していたファン・デル・マークは再び競り合いに加わると、残り8周で再び3番手を奪取。その後、後続とのリードを広げ、そのまま3位でチェッカーを受けた。

 終盤にレディングに競り勝ったロウズが4位でゴール、レディングを交わしてリナルディが5位に入賞し、バズが6位、レディングは7位でゴールとなった。

 8位にサイクス(BMW)、9位にアルバロ・バウティスタ(ホンダ)、10位にユージン・ラバティ(BMW)が入賞。

 最終ラップまで続いたチャズ・デイビス(ドゥカティ)とレオン・ハスラム(ホンダ)は11位争いはデイビスが抑えきって11位でゴール。僅差の12位にはスラムが続いた。

 13位にチャビ・フォレズ(カワサキ)、14位にギャレット・ガーロフ(ヤマハ)、15位にフェデリコ・カリカスロ(ヤマハ)が入賞。

 レアンドロ・メルカード(ドゥカティ)が16位、マルコ・メランドリ(ドゥカティ)が17位、シルヴァン・バリエ(ドゥカティ)が18位でチェッカーを受けた。

 高橋 巧(ホンダ)はスーパーポール21位で決勝に進み、19位でゴールした。ロレンツォ・ガベリーニ(ホンダ)が20位、マキシミリアン・シャイブ(カワサキ)が21位。

 サンドロ・コルテセ(カワサキ)は最終ラップに転倒を喫しリタイア、クリストフ・ポンソン(アプリリア)はピットに戻ってリタイアに終わった。

■王者の貫禄を見せつけたジョナサン・レイ


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