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MotoGP ニュース

投稿日: 2021.10.23 22:25
更新日: 2021.10.23 22:35

MotoGP第16戦エミリア・ロマーニャGP:バニャイアがポール獲得。対するクアルタラロはQ2進出を逃す

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MotoGP | MotoGP第16戦エミリア・ロマーニャGP:バニャイアがポール獲得。対するクアルタラロはQ2進出を逃す

 10月23日、MotoGP第16戦エミリア・ロマーニャGPの予選がイタリアのミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われ、チャンピオンシップでランキング2番手につけるフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)がポールポジションを獲得した。一方、チャンピオンシップリーダーのファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)はQ1で5番手に終わり、Q2進出ならず15番手という結果に終わっている。

 予選日の午前中に行われたフリー走行3回目も初日に続き、ウエットコンディション、気温15度、路面温度14度という低い気温でスタートした。初日を総合トップで終えたミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)が序盤に1番手タイムを記録。2番手にはジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)、3番手にマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)がつける。

 開始20分過ぎにはミゲール・オリベイラ(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)がトップに浮上。しかしオリベイラはトップに立った翌周、15コーナーで転倒を喫した。また、バニャイアが2番手にポジションを上げる。一方、チャンピオン獲得がかかるファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)はこのとき13番手。初日に続き、路面状況に苦戦する。

 転倒したオリベイラに代わり、残り時間15分でホルヘ・マルティン(プラマック・レーシング)がトップに立った。残り時間が7分になると、2番手にヨハン・ザルコ(プラマック・レーシング)、3番手にミラーがつける。ザルコはさらにタイムを詰め、マルティンのトップタイムを上回った。

 ザルコは終盤に記録した1分40秒384のタイムでフリー走行3回目を制した。2番手はマルティン、3番手はミラーのまま変わらず、トップ3をドゥカティ勢が席巻。4番手はオリベイラ、5番手にはマルク・マルケスがつけている。

 そしてフリー走行3回目の結果により予選Q2へのダイレクト進出を逃したのが、クアルタラロとバニャイアである。バニャイアは最後のアタックでタイムを更新したが、0.136秒、10番手のルカ・マリーニ(スカイ・VR46・アビンティア)に届かずに11番手。クアルタラロはタイムを詰められず、15番手という結果に終わった。また、中上は20番手。こちらも初日同様、ウエットコンディションに苦しんでいる。

 フリー走行4回目は曇天ながら、路面は乾いた部分と濡れた部分が混じるミックスコンディションとなり、このセッションでは、序盤、レインタイヤで走るライダーとスリックタイヤで走るライダーが入り交じっての走行となった。こうした難しいコンディションにより転倒が続出。マルク・マルケス、ミルを含むライダーたちがクラッシュを喫している。

 セッション終盤にはすべてのライダーがスリックタイヤを履いて走行。難しいコンディションのなか、トップタイムをマークしたのはイケル・レクオーナ(テック3・KTM・ファクトリーレーシング)。2番手はバニャイア、3番手はミラーで、クアルタラロは4番手、5番手はオリベイラだった。中上は14番手でセッションを終えている。

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